以上のいずれかを設定することにより、slapdからsyslogデーモンにログが送出されるのですが、当然のことながらsyslogデーモン側でも適切に設定を行っておく必要があります。slapdからのログはlocal4というファシリティで出力されるため、/etc/syslog.confにリスト2のような設定を追記し、syslogdを再起動しておいてください。 リスト2 /etc/syslog.confに追加する設定 local4.* /var/log/ldap.log 図1 syslogdの再起動 /etc/init.d/syslog restart syslog-ngなどのその他のsyslogデーモンを使用している場合にも、local4というファシリティのログを適切に出力できるよう設定を行ってデーモンを再起動しておく必要があります。 ログの出力例 syslogデーモンの設定を適切に行った場合、
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