ブックマーク / globe.asahi.com (2)

  • 親と暮らせない子ども約4万5000人 『朝が来る』から考える、私たちにできること:朝日新聞GLOBE+

    「不調」を経験した里親の後悔 2007年に里親登録をした東京都内で暮らす藤井康弘さん(60)は、これまで長期と短期合わせて13人の子どもを迎え入れてきた。10数年にわたる里親だが、今でも最初に迎え入れた子どものことを思い出すと涙が出てくる。 「『不調』として4カ月で施設にお返しすることになってしまいました。今思い返せば十分な対応ができませんでした」 藤井さんは登録当時、厚生労働省家庭福祉課長であり、親と暮らせない子どもの社会的養護に関する施策を立案・実施する担当者の立場でもあった。もともと藤井さんの家族は、東京都が独自に行っていたファミリーサポート制度による子どもを一時的に受け入れた経験があったうえ、が里親に関心を持ち、藤井さん自身も一家庭でも里親が増えること、そして政策の担当者として自分の足元に福祉の現場を持てることは良いことだと考えたからだった。 「もつらかったと思います。私も

    親と暮らせない子ども約4万5000人 『朝が来る』から考える、私たちにできること:朝日新聞GLOBE+
  • 考え直したい「家」制度~「家」から「個人」を尊重する社会へ~:朝日新聞GLOBE+

    先日、家族のしがらみについて書いた際に日と欧州の共通点について書きましたが、家族という共同体を通して欧州と日を比較する際、総合的にはやはり「違い」が目立ちます。夫婦のあり方など色んな違いがあるのですが、一番の違いはやはり「子供とのかかわり方」だと思います。もっというと「子供を持つ夫婦が離婚となった場合の『その後』の子供とのかかわり方」が一番の違いかもしれません。 日では当たり前とされている単独親権 親権を持たない親や、子供との交流が遮断されてしまった親が家裁への審判・調停を申し立て、子供の引き渡しや面会を求めるケースが日では増加しています。民法第766条は親の離婚時に「子の利益を最も優先して考慮しなければならない」としています。 ところが日は単独親権が主流であるため、たとえ離婚時に子との面会交流の取り決めが交わされても、親権を持った側の親(多くの場合、それは母親)が、親権を持たな

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