ここ最近、「料理レシピサイト」の多様化が進んでいる。大手レシピサイトがサービス強化を行う一方で、新しいコンセプトのサイトが多数登場しているのだ。 たとえば業界トップの「COOKPAD(クックパッド)」は、11月から有機野菜のEC事業に参入。農事組合法人の和郷園と共同開発し、「クックパッドのやさい便」として都内23区内から定期宅配サービスを開始した。「楽天レシピ」では、レシピやレポートの投稿に対して「楽天スーパーポイント」を付与するなどのメリットを打ち出し、急激にユーザー数を伸ばすとともに、10月より女性総合情報誌「with」の編集部とABC Cooking Studioの協力のもと、女性向けクッキングコンテンツを創設している。検索最大手のグーグルは、2010年6月に開始した「レシピ検索」機能を2011年2月に大幅強化、料理に使われる材料で絞り込めるようになった。 こうした大手サイトの動きに