ブックマーク / nazology.net (10)

  • 社会不安レベルが高い人ほど「極端な推し活」に陥りやすい - ナゾロジー

    最近は「推し活」という言葉をよく見かけるようになりましたが、特定の人物に極端に執着したり投資する行為は、心理学的には有名人崇拝(celebrity worship)という症状に分類されます。 誰も推しがいないという人からすると、この「推し活」にハマっている人たちは非常に奇妙に見えるかもしれませんが、どういう人が有名人崇拝に陥りやすいのでしょうか? 中国・陝西師範大学(せんせいしはんだいがく:SNH)の新たな研究は、社会不安レベルが高い人ほど、芸能人やインフルエンサーを過剰に崇拝する傾向が強くなることを報告しています。 また社会不安と有名人崇拝を仲介する要因として、スマホ依存症の存在が確認されたようです。 どうして社会不安があると、有名人を崇拝しやすくなるのでしょうか? 研究の詳細は2023年10月31日付で科学雑誌『BMC Psychology』に掲載されています。 Social anxi

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  • ラットをひたすらくすぐる過酷な研究で「笑いと遊び心の中枢」を発見 - ナゾロジー

    笑いと遊び心は先天的な特質として、我々の脳に元から備わっているようです。 ドイツのベルリン・フンボルト大学(HU Berlin)で行われた研究によって、ラットの脳内に「笑いと遊び心」を制御する脳回路が発見されました。 この脳回路はラットが笑い声をあげながら遊んでいるときに顕著に活性化しており、脳内に刺し込んだ電極から活発な信号が観測されました。 一方、この脳回路を破壊したところ、ラットはくすぐられても笑い声をあげなくなり、遊びに対する興味が失われてしまいました。 研究者たちは「遊び」は怒りや恐怖と同じく、専門の脳回路が存在する能的な行動であり、人間を含む他の動物にも同様の仕組みが存在する可能性があると述べています。 しかし、そもそもなぜ私たち動物たちは、遊ぶように進化したのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年7月28日に『Neuron』にて公開されています。

    ラットをひたすらくすぐる過酷な研究で「笑いと遊び心の中枢」を発見 - ナゾロジー
  • ビルや道路に電気を溜める「蓄電セメント」を開発! - ナゾロジー

    セメントと木炭、これら日常的な物質が、未来のエネルギー供給システムの核となるかもしれません。 米国のMIT(マサチューセッツ工科大学)で行われた研究によって、セメントと安価なカーボンブラック(木炭を砕いたような物質)を使って作られた装置が、蓄電装置のコアとして働くことが示されました。 もし私たちの身の回りにあるビルや道路に使われているセメントを、炭素入りバージョンに切り替えることができれば、実質的に無尽蔵の充電装置とすることが可能です。 しかし、いったいどんな部品と組み合われれば、セメントと炭素が蓄電してくれるのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年7月31日に『PNAS』にて公開されています。 MIT engineers create an energy-storing supercapacitor from ancient materials https://news.mit.edu

    ビルや道路に電気を溜める「蓄電セメント」を開発! - ナゾロジー
  • 重い人ほどローラー式滑り台を速く滑ると判明!物理学の常識を修正か? - ナゾロジー

    滑り台で重い物体の方が速く滑る!?ローラー滑り台は子供の頃より大人になってから滑る方が速度が出て怖い? / Credit:藤尾山公園ローラー滑り台 HD(You Tube)山の行楽地に出掛けるとよく見かけるローラー形式の滑り台。 この遊具を大人になってから滑ったとき、子供の頃より速度が出て怖いと感じたことは無いでしょうか? もしくは子供を先に滑らせて、後から自分が滑ったとき、子供に追いついてぶつかってしまったという経験を持つ人もいるかもしれません。 実際、今回の研究者である村田教授がそうした経験をしたといいます。 確かに筆者も甥と滑り台で遊んでいて、同じ経験をしました。 こうした現象についてほとんどの人は、体重が重くなれば速く滑るのは直感的になにも不思議なことではないと思うかもしれません。 しかし、先にも述べた通り、実際には丸めたティッシュとスマホをベッドに落とせば同時に布団に着地します。

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  • 「宇宙で揚げ物は作れるのか?」揚げ物好きの科学者たちが本気で研究 - ナゾロジー

    揚げ物が「揚がる」ための条件クリスピーな表面とジューシーな中身が魅力的 / Credit:Canva揚げ物の魅力は、カラッと揚がった表面とジューシーな中身にあります。 唐揚げや天ぷら、トンカツなどは水で溶いた小麦粉、片栗粉やパン粉などをまとわせて揚げる料理ですが、サクサクとした衣と中から溢れる肉汁が魅力的です。 またフライドポテトなどは、素材そのものを揚げる「素揚げ」に該当しますが、カリっとした外側とホクホクした中身を楽しめます。 では油で揚げると、どうしてこのような「揚げ物」と呼ばれる料理ができあがるのでしょうか? 材が「揚げ物」になるためのポイントは、「水分を抜く」ことにあります。 熱した油に材を放り込んで加熱し続けると、材の表面の水分が抜けていき、そこに油が入り込みます。 つまり材を揚げている間、材に含まれた水分と油が入れ替わっていくのです。 この時、材(もしくは衣)から

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  • 「地球の14倍の大きさの竜巻」が太陽で発生している衝撃動画が公開! - ナゾロジー

    「地球の14倍の大きさの竜巻」が太陽で発生している衝撃動画が公開! / Credit;NASAこれまでの観測により、太陽表面では多くの巨大竜巻(太陽竜巻)が生成されていることが知られています。 太陽竜巻が発生する仕組みは風が起こす地球の竜巻とは大きく異なり、主に磁気とプラズマによって発生します。 太陽表面は強力ならせん状の磁場が渦巻いており、この磁場の渦に太陽表面の光るプラズマが吸い込まれると、らせん状の「太陽竜巻」となって観測されます。 太陽竜巻は太陽表面の各所に常態的に発生しており、通常はアメリカ大陸ほどの大きさと考えられています。 しかし新たに観測された太陽竜巻は大きさが地球14個分もあるものでした。 Solar tornado near the sun's North Pole. This thing was twisting and growing for 3 days. Unl

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    catcat6cat
    catcat6cat 2023/03/25
    究極魔法感ある
  • 「AIが無資格で弁護士業を行った!」とうとうAIと人間が法廷で争う事態に! - ナゾロジー

    AI弁護士が人間弁護士から「無資格で働いた」と訴えられる事案発生!DoNotPayの目的と理念そして大きな成果DoNotPayの目的と理念そして大きな成果 / Credit:Canva . ナゾロジー編集部DoNotPayはもともと、駐車違反の罰金を払いたくないというある英国人、ジョシュア・ブラウダー氏の欲求からうまれました。 法律に違反したのなら罰金を払うのが当然です。 しかしブラウダー氏は英国において罰金を払っている人々の多くは、移民など社会で最も弱い立場にあると考えていました。 罰金は地方自治体の有力な財源となっており、彼らにとっては追加の人頭税のように機能していたのです。 そこでブラウダ―氏は独学でプログラムを学び、罰金に抗議して取り下げさせさせるための、文章作成に役立つAI「DoNotPay」を開発しました。 罰金の取り下げに必要なプロセスは比較的簡単で定型文を記入し、サインをす

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  • 島に漂着したプラゴミが岩石と合体して「新種のプラスチック岩」を生み出していた! - ナゾロジー

    ブラジル東海岸から船で3〜4日、およそ1100キロ行ったところに絶海の孤島・トリンダーデ島があります。 この島は自然豊かな熱帯の無人島であらゆる生物の楽園となっていますが、現在この場所に、プラスチックを取り込んだ未知の岩石が誕生しているようです。 ブラジル・パラナ連邦大学(UFPR)の研究チームは今回、同島に流れ着いた海洋プラスチックが現地の岩石と混ざり合って、新種のプラスチック岩を形成していることを発見しました。 この新たな岩石は「プラスチストーン(plastistones)」と呼ばれています。 これはまさに、人類が地球の生態系に重大な影響を与える意味で考案された地質時代「人新世(Anthropocene)」を象徴する産物です。 研究の詳細は、2022年9月に学術誌『Marine Pollution Bulletin』に掲載されています。 Scientists make ‘disturb

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  • ジャンクフードが食べたくて仕方なくなる理由を解明!食べると脳が神経回路を変化させてしまう - ナゾロジー

    チョコやケーキにドーナツ、それからピザやハンバーガーにフライドポテト… これら糖分と脂肪分のたっぷり入ったジャンクフードは、常に私たちを誘惑して止みません。 「もうべまい」と固く心に誓っても、気づけばべてしまっている経験は誰しもあるはずです。 どうして私たちは体に悪いとわかっていながらジャンクフードに抗うことが難しいのでしょうか? その理由を探るべく、米イェール大学(Yale University)と独マックス・プランク代謝研究所(MPI for Metabolism Research)のチームは新たに調査を開始。 その結果、私たちの脳は高脂肪・高糖分の品をべると、以後それを欲するように神経回路が再配線されることが示されました。 研究の詳細は、2023年3月22日付で科学雑誌『Cell Metabolism』に掲載されています。 Sweets change our brain ht

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    catcat6cat
    catcat6cat 2023/03/25
    脳が震える
  • スマホでも撮影できる!?3月2日は明るい2大惑星「金星と木星が大接近」! - ナゾロジー

    なぜ今、金星と木星は大接近して見えるの?昨年の夏頃から木星は夜空にひときわ明るく輝き、目を楽しませてきました。しかし、だんだん沈むのが早くなり、見納めを迎えつつあります。 これから木星は地球から見て太陽の裏側になり、いったん見えなくなります。 再び6月頃から夜明けの空に見えるようになりますが、多くの人は寝ている時間ですし、観測しやすい夜に見えるようになるのは夏まで待つ必要があります。 反対に、金星はこれまで「明けの明星」のターンで、夜明けに東の空に出ていました。それが現在「宵の明星」のターンとなり、ようやく観測しやすい高度まで上がってきたところです。 金星はこれから6月4日のもっとも高度が高くなる「東方最大離角」に向けて日々高度があがっていくので、どんどん観測しやすくなっていきます。 つまり、同じ時刻に観測すると木星は日々高度を下げていくのに対し、金星は逆に徐々に高度を上げているので、今回

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