ブックマーク / www.itmedia.co.jp (11)

  • 降りてきた巨大ロケットを発射場のアームでキャッチ 米SpaceXが「非常識な」試みに成功

    米SpaceXは10月12日(現地時間)、大型宇宙船「StarShip(スターシップ)」の5度目の無人飛行試験を行い、発射場に戻ってきたロケットブースターをタワーのアームで受け止めるという初の試みに成功した。ロケットブースターの再利用に向けて大きく前進した。 「Super Heavy」と名付けられたロケットブースターは、直径9m、高さ71m(StarShip除く)と20階建てのビルに相当する大きさ。重さは約250tもあるという。 スターシップの打ち上げから2分44秒後──高度81kmで切り離されたSuper Heavyは、地球へ落下。このときのスピードは、一時的に音速の半分程度になる。 上空で再度ロケットを噴射してスピードを落としたSuper Heavyは、発射場に用意されたタワーに向けてピンポイント降下。タワー直上で少し横にスライドするような動きも見せながら、2のアームの間に見事に収ま

    降りてきた巨大ロケットを発射場のアームでキャッチ 米SpaceXが「非常識な」試みに成功
  • もっとも人間の皮膚を切り裂く「紙の厚さ」 デンマークの物理学者が特定

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 この研究では、ティッシュペーパーや雑誌、オフィス用紙、のページ、名刺、写真プリントなど、さまざまな種類と厚さの紙を使用。実験方法として、人間の皮膚を正確に模倣するとされる弾道ゼラチン「スラブ」を用い、小型ロボットを使って異なる角度で紙サンプルをゼラチンに押し付けた。 実験の結果、最も危険な状況は65μm(0.065mm)の厚さの紙がゼラチンスラブに15度の角度で接近した場合であることが判明した。この厚さの紙は、ドットマトリックスプリンタや科学雑誌の印刷に一般的に使用されている。 この特定の厚さの紙が最も切りやすい理由は、その物理的特性にある。65μm

    もっとも人間の皮膚を切り裂く「紙の厚さ」 デンマークの物理学者が特定
  • AMラジオ、13社34中継局が放送休止へ 1日から順次

    2月1日から、一部のAMラジオ局が放送を休止する。ワイドFMやネットラジオへの転換を検討する上で聴取者や社会への影響を検証し、経営判断の材料にする。 2月1日もしくは5日から放送を休止するAMラジオ局は、全国47社のうち13社34中継局。NHKは対象外だ。 休止期間は事業者によって異なるが、最長で2025年1月末まで。周知広報や問合せ窓口の設置に加え、ワイドFMやネットラジオなどの代替手段を講じる必要がある。 総務省は「FM転換やAM局廃止を検討するに当たり一定期間AMラジオ放送を休止して、その社会的影響、特に聴取者への影響を検証するために民間AMラジオ放送事業者の経営判断により行われる」と説明している。 経営の厳しさ AM波(中波)は電気機器が発生する電気ノイズの影響を受けやすく、また鉄筋コンクリート造りの建物が多い都市部では電界強度が低くなる“都市型難聴”も大きな問題になっていた。送信

    AMラジオ、13社34中継局が放送休止へ 1日から順次
  • ABEMA「麻雀チャンネル」、選手への誹謗中傷対策でコメントをAI監視 法的措置も辞さず

    動画配信サービス「ABEMA」を運営するサイバーエージェントは11月10日、専門チャンネル「麻雀チャンネル」に出演する選手への誹謗中傷、嫌がらせなどへの対策を発表した。ABEMAのコメント機能では、AIを活用して全てのコメントを監視する。 コメント機能では、AIの判断とユーザーからの通報と合わせて内容を判定。誹謗中傷に該当すると判断した場合、投稿した全てのユーザーを一定期間「コメント投稿停止措置」とする。 SNS上の誹謗中傷なども含め、悪質と判断した場合は、証拠を集めてプロバイダー責任制限法に基づく個人情報開示請求や警察への被害届提出、訴訟の手続きなどを弁護士事務所と連携して行う。「選手が安心して試合に向き合える環境づくりを強化する」としている。 ABEMAの麻雀チャンネルは、「Mリーグ」試合中継など数々の麻雀専門番組を配信している。一方でコメント機能やSNSを通じ、Mリーガーら選手に対す

    ABEMA「麻雀チャンネル」、選手への誹謗中傷対策でコメントをAI監視 法的措置も辞さず
  • 「Threads」で企業アカウントは作れない? 規約に「商用利用禁止」とあるものの誤訳と判明

    7月6日から日でも利用開始となった米Metaの「Threads」。Instagramをベースにしたテキストコミュニケーションアプリで、Twitterの対抗馬として注目を集めている。しかし、そのThreadsに関し、「商用目的では利用できないのではないか」という見方がTwitterで広まっている。 これは、Threadsの利用規約内にある禁止事項に「商業目的でThreadsサービスを活用すること」という記述が見られるからだ。例えば、企業が公式アカウントを設置するときなど、商用目的での利用に制限が掛かると読み取ることもできる。 米Metaの日法人であるFacebook Japanに確認したところ、規約の翻訳にミスがあり、正しくは商用目的での悪用を禁止するものだと明かした。例えば、詐欺的利用などが該当し、企業が公式アカウントを開設するなどの一般的な商用利用は問題ないという。

    「Threads」で企業アカウントは作れない? 規約に「商用利用禁止」とあるものの誤訳と判明
  • 「続きはマンガで」 dアニメストア、原作コミックの取り扱い開始 アプリ内課金も 

    NTTドコモは7月5日、アニメ専門の動画配信サービス「dアニメストア」でアニメの原作となった漫画小説などの電子書籍を販売すると発表した。7月6日の正午から取り扱いを始める。 dアニメストアのWebサイトやスマートフォンアプリ(iOS、Android)でアニメを見て、続きが気になったらそのまま原作漫画を購入できる。「アニメ視聴者は原作を電子書籍で楽しむことが多い。dアニメストアでは配信と電子書籍をシームレスに楽しめる」としている。 電子書籍販売は都度課金で、新たにアプリ内課金に対応した。App StoreやGoogle Playに設定したクレジットカード、キャリア決済などで電子書籍の購入に必要なコインをチャージできる。 dアニメストアの会員特典として、毎月最初に購入した電子書籍代金の70%相当を「dポイント(期間・用途限定)」で還元する(上限550ポイント)。 この他、dアニメストアの月額

    「続きはマンガで」 dアニメストア、原作コミックの取り扱い開始 アプリ内課金も 
  • 2040年には月面生活が実現? 科学未来館で特別展 宇宙開発の現状を監修者に聞いた

    科学未来館は、月での生活を疑似体験できる特別展「NEO 月でくらす展」を4月28日から開催する。月面の長期滞在が可能になった2040年の世界を表現した展覧会で、民間月探査プログラム「HAKUTO-R」のランダー(月着陸船)の実寸サイズの模型なども公開している。監修した惑星地質学者の佐伯和人さんは「子どもたちが夢をもって、2040年の自分の姿を描いてほしい」と話す。

    2040年には月面生活が実現? 科学未来館で特別展 宇宙開発の現状を監修者に聞いた
  • YOSHIKIに聞く日本の音楽ビジネスの課題 THE LAST ROCKSTARSで「世界の市場を切り開く」

    YOSHIKIに聞く日音楽ビジネスの課題 THE LAST ROCKSTARSで「世界の市場を切り開く」:先駆者の葛藤(1/4 ページ) 世界に革新を起こした起業家や経営者はリスクを取って挑戦したからこそ、先駆者や開拓者と呼ばれた。 米アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、「偉大になりたければ危険を冒せ」といった。石油王のジョン・ロックフェラーもこんな言葉を残している。 「もし、あなたが成功したいなら、多くの成功者によって踏みならされた道を行くのではなく、新たな道を切り開くことだ」 挑戦したからといって成功する保証はない。だが未開の地へ一歩を踏み出すことこそが、新たなビジネスの種を生み出すのだ。 2022年11月11日。日から世界を目指すロックバンド「THE LAST ROCKSTARS」の結成が発表された。メンバーはYOSHIKI(X JAPAN)、HYDE(L'Arc~en~C

    YOSHIKIに聞く日本の音楽ビジネスの課題 THE LAST ROCKSTARSで「世界の市場を切り開く」
  • ヤマハが試しにつくった「エレキ」が面白い “牛肉の部位”に見えてきた

    それにしてもなぜ「牛肉の部位」でもなく、「木製のパズル」でもなく、たくさんの小さな木を集めてエレキギターをつくったのだろうか。大前提の話になるが、楽器には長い歴史がある。当然、エレキギターにも歴史があって「いい音を出すには、この木材が適しているよね」といった具合に、ほぼほぼ完成形として技術が確立されている。 これまでになかったモノを生み出すことが難しい世界であるが、だからといって“あぐら”をかいているわけにもいかない。新しい価値を提供していかなければいけないし、これまでになかった技術を研究しなければいけないし、環境が変わればそれにも対応していかなければいけない。このようなことを考えている中で、ヤマハはあるキーワードに直面した。「木材の調達」である。 関連記事 「外テロで店がガラガラ」問題 スシローが訴えても“解決”できないワケ 「外テロ」の報道を受けて、ネット上では悲鳴と怒りが入り混じ

    ヤマハが試しにつくった「エレキ」が面白い “牛肉の部位”に見えてきた
  • お客さまにいかに「行動」させないか カスタマーサービスができること

    データ活用でできる「手間」「時間」をかけさせない顧客体験 辞書の三省堂が「今年の新語2022」で、「タイパ」を選出して話題となりました。「かけた時間に対しての効果(満足度)」という意味合いで、時短レシピや動画の倍速視聴などが例として挙げられています。 カスタマーサポートも然り、問題に直面した際にはスピーディーに解決したい、というニーズは今も昔も非常に高いです。カスタマーサポート業界では、タイパに近い意味で「エフォートレスな顧客体験」という用語が用いられます。 言葉通り「努力を要しない」という意味で、マーケティングが「お客さまにどう行動させるか」という足し算の接客ならば、カスタマーサポートは真逆で「お客さまにいかに行動(努力)させないか」という引き算の接客を意識しています。タイパが求められる時代、この意識は一層強くなると考えています。 このエフォートレスな顧客体験を提供するために、カスタマー

    お客さまにいかに「行動」させないか カスタマーサービスができること
  • データ活用はなぜ進まないのか 見落としがちな「落とし穴」

    前回のビジネスモデル別のデータ活用の難易度とデータ活用方法に続き、第2回はデータドリブンセールスにおける課題と、実践的な取り組みについてご紹介します。 ビジネスモデルによって解決策が異なることから、今回はB2Bのダイレクトセールスをされている企業にフォーカスします。 データを分析し始めたものの、セールスの現場でうまく活用できていない――。このような課題を抱えているケースをよく耳にします。ただ、経緯をさかのぼって確認すると、データを取得する前の工程に課題があることが多く、まずはこの課題背景からご紹介していきます。 機能しないデータドリブンセールス データドリブンセールスに注力しているDX部門の方や、データ管理をされている方にこれまでの取り組みについてうかがうと、大半の方はセールス(インサイドセールスも含む)やマーケティングのチームにきちんとヒアリングを行っていて、その上でBIツールを導入した

    データ活用はなぜ進まないのか 見落としがちな「落とし穴」
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