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ブックマーク / giolum.hatenadiary.org (4)

  • ライトノベル・オールドファッション(またはラノベの表紙は昔からアレだったことについて) - 後天性無気力症候群

    はじめにお断り エントリーに用いている画像は少々恥ずかしいため、若干の修正を施してあります。 ライトノベルの表紙は別に最近恥ずかしくなった訳じゃないですよね? このライトノベルが買いづらい! - Something Orange ライトノベルが衰退するかはわからないが変化はしている、エロい方向に - ウィンドバード::Recreation ラノベ表紙の工夫をまとめてみた - うぱ日記 上記のエントリーはそれぞれ別のことについて言及されており、いっしょくたに扱うのはいささか乱暴ですし、攻撃するつもりもないのですが、古い(老害とも言う)ライトノベル読者である私は、これらの話題になんだか違和感を覚えてしまいます。だって、ライトノベルの表紙が恥ずかしいのって、今に始まったことではないじゃないですか。今風の「はいてない」や「萌エロ」という路線とは異なりますが、昔のライトノベルでも「これは……買いづ

    ライトノベル・オールドファッション(またはラノベの表紙は昔からアレだったことについて) - 後天性無気力症候群
  • キャラ⇔キャラクターの切り替えとリアリティーの操作 - 後天性無気力症候群

    目を八十年代以降に戻せば、人々は、マンガの「読み」の快楽において「キャラ」のレヴェルを中心に自足できる群と、テクストの背後に「人間」を見てしまう、つまり「キャラクター」としてしかマンガを読めない群とに分かれることが見てとれる。 これは、人々の「語り」や消費行動の観察から経験的に導き出した推論だが、おそらく、「キャラ」のレヴェルの読みが可能な前者の群は、「キャラクター」としての読みも可能としており、テクストの種類や機会に合わせて自在にスイッチングを行なっているように見える。 伊藤剛「テヅカ・イズ・デッド」118ページ 質疑応答で「ライトノベルと既存の小説の手法の違いは?」という質問が出た際、賀東招二さんが「リアリティの操作」と答えられていました。例えば「フルメタル・パニック!」ならば、短編(陣高編)では爆弾が至近距離で爆発しても誰も死なないが、長編(ミスリル編)ではそういう訳にはいかない、と

    キャラ⇔キャラクターの切り替えとリアリティーの操作 - 後天性無気力症候群
  • 放電映像さんのイラストに見られる変則的な構図について考える - 後天性無気力症候群

    「テヅカ・イズ・デッド」読了。 テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ 作者: 伊藤剛出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2005/09/27メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 175回この商品を含むブログ (314件) を見る いろいろ思うことはあるのですが、まず一番に興味を引いたのが「リバースショット」とか「同一化技法」という用語ですね。いえ、「テヅカ・イズ・デッド」の要点は同一化技法ではない(むしろ同一化技法がマンガから失われていくところにある)のですけれど、なにぶん私は素人ですのでまずそういう従来的な部分に「なるほどなぁ」と思ってしまったのです。(^^; その「同一化技法」とはどんなものかを簡単に説明しますと まず人物を映す。 次に風景を映す。 すると鑑賞者はまるで「最初の人物の視点で風景を見ている=最初の人物と同一化する」ように錯覚する。 とい

    放電映像さんのイラストに見られる変則的な構図について考える - 後天性無気力症候群
  • 2005-10-07

    少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア) 作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/09/22メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (313件) を見る 「少女には向かない職業」の感想は家の方に書きました。ネタバレありですのでご注意を。 http://www.bekkoame.ne.jp/i/ureshino/giolum/impress/index.html 別途もう少し詳しい感想を、このブログの方で書こうと思います。 桜庭一樹さんの「少女には向かない職業」のかなり偏った感想です。「少女には向かない職業」のほか、「赤Xピンク」「推定少女」「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」のネタバレありです。 続きを読む

    2005-10-07
    catfist
    catfist 2005/10/13
    感想:少女には向かない職業
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