ウナギの資源減少を受け、全国スーパーではあの手この手で売り場づくりに力を入れている。九州では廃棄削減に向け、丑(うし)の日を過ぎても販売できるよう、冷凍かば焼きを販売する店も。一方で、高値のウナギ代替品としてアナゴやパンガシウスなどを陳列する動きもある。 中国地方のスーパーでは、賞味期限の長い真空パック入りのウナギかば焼きの販売に力を入れた。東北の小売店でもロスの低減を図ろうと、真空パック品の存在感が高まっている。また価格訴求できる傷物などの“ワケあり”品を売り込む大手メーカーもある。 北海道の卸売業者は今年の高値を受け、「昨年のような販売は厳しい」と嘆く。昨年は国産に値ごろ感があったうえ、主要魚種の水揚げ低迷で「丑(うし)の日だけでなく、量販店がウナギを通年で売り込んだ」と卸売業者。今年は前年よりも中国産2割高、国産3~4割高水準で、拡販は難しいとみている。
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