ITmeidaの椎名さんとの対談でも指摘したB-CASシステムの問題点だが、早くも実例が現われたようだ。 やじうまWatchによれば、「フリーオ」という台湾製デジタルチューナーにB-CASカードを差すことで、DRMなしの映像ファイルをPCに録画できるという。 記事ではまた実機が届いていない段階だったが、すでに2ちゃんねるでは実機を入手した人も現われたようで、詐欺ではなかったようだ。 詐欺ではなかったから良かったという話でもない。今年9月には、B-CASカードをオークションで販売することが問題視されていたわけだが、まだこの段階では実機の存在が確認できなかった。だがその後2ヶ月で、実機が日本に入ってきたことになる。 おそらく販売者に対して放送事業者からなんらかの訴訟が行なわれるとは思うが、ちょっと心配なのは、購入者も著作権侵害で訴訟の対象になるのではないかという懸念である。著作権法30条2項に