世界で最も有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏が、経営するバークシャー・ハザウェイの株主総会で、米航空業界の株式をすべて売却したと明らかにしたそうです。 jp.reuters.com www.nikkei.com もともと、2月にデルタ株式を買い増していたものを大幅に損失を出しても売却しているとの報道もありました。 www.nikkei.com 投資の神様とまで持ち上げられる人が、投資が間違いだったとあっさりと認め、軌道修正をすることは簡単ではないはずです。 行動経済学に「プロスペクト理論」というものがあります。これは「人は、利益を得る場面では確実さを優先し、損失を被る場面では回避(先送り)を優先する」という理論です。 一つの例を考えてみましょう。 選択肢A:100万円が無条件で手に入る。 選択肢B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。 上記2