(写真出所 藤田観光グループ 第88期 中間事業報告) ビジネスホテルを展開し、ホテル椿山荘東京を運営する藤田観光が厳しい経営環境に陥っています。 コロナ禍において、ホテルは各社とも非常に厳しい状況にあります。 今回は、コロナが、ホテル事業を運営する企業に対してどの程度の影響を与えているのかを確認すると共に、事例としての藤田観光の今後について考察しましょう。 決算概要 損益状況 財務・資金繰り状況 所見 決算概要 藤田観光は12月決算の企業です。 少し前になりますが2020年12月期中間期決算を2020年8月に発表しています。その際の記事を以下引用します。 藤田観光、過去最大の赤字 133億円、ホテル客激減 2020.8.7 SankeiBiz ビジネスホテル「ワシントンホテル」などを展開する藤田観光が7日発表した令和2年6月中間連結決算は最終損益が133億円の赤字だった。中間決算として過