『会社はこれからどうなるのか』(岩井克人/平凡社) これは、いま読むべき、とても重要な本だと思いました。 経済学のプロ中のプロが持っている重要な知識を、 1冊で「素人の知識」として受け取ることができるから。 「会社」を経営する人も、「会社」で働いている人も、 「会社」からモノやサービスを買う人も、 「会社」って何で、「会社」をどうしたいのか、 どうつきあっていくか、考えてもいい時期だと思うのです。 あまりにもおもしろい本で、 前回の「ほぼ日」での特集も大興奮だったので、 今度は岩井さんの研究室を、糸井重里がお訪ねして 対談をしてきましたので、これを続編としてお届けします。 ※今日で、ふたりの対談は最終回になりますが、 ラストも、かなり気合いの入った内容なんです。 いわゆる「経済予測」が、どういうものなのか、 なぜ、予測がむずかしいのか、を語るのですが、 中で、「貨幣」の本質についても触れる