愛知県蒲郡市は新年度、市民の健康づくりを進めるため、市内の40、45、50、55歳の国民健康保険加入者に人間ドックを受けてもらう「節目人間ドック」を始める。 自己負担1000円で受けられ、検査結果の見方などの説明会も開催する。県内の自治体では初の試みといい、事業費約1300万円を新年度一般会計当初予算案に盛り込んだ。 体を気遣うひまがないという働き盛りの人たちに、健康について考えてもらうのが狙いで、市保険年金課の窓口か郵送で申し込み、保健医療センターで受診する。身長や体重の測定、血液検査、肺機能、心電図、胸部X線、腹部超音波検査などがあり、費用2万8370円のうち2万7370円を市が助成し、後日、検査結果の見方や健康の維持向上をアドバイスする説明会を開くほか、結果が思わしくない人には継続して健康指導を行う。 市は、事業開始に合わせて管理栄養士1人を採用。同事業費を含む計272億2000万円