J1G大阪の食卓に今季からある食材が復活した。某選手のかたくなな要望で除外されていたのだが、数年ぶりに日の目を見た。それが日陰で育つ『しいたけ』だ。 ある選手とは、今季からC大阪に移籍したFW播戸竜二。キノコ類、特に『しいたけ』が大の苦手で、自分の皿だけでなく、試合に備えて前泊するホテルでとるチームの食事メニューからも取り除くことを要求した。かなりムチャなお願いだが、そこはガンバのアニキ。なんと、要求がそのまま通ってしまったのだ。 橋本マネジャーは「そのにおいがするだけでもダメだったし、大変やったよ。幕の内弁当でたまに入っていても、それだけでアカンかったから」と苦笑いで振り返る。誰もが絶対に必要なモノじゃないだけに、ひとりを納得させる方が早かったようで…。西野監督からのクレームもなかったそうで、若手の間では「やっぱり、バンドは偉大だ」と思わぬところで尊敬の念を集めていた。 そして迎え