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若い世代が、自分たちの境遇について「自己責任」だとする傾向について、複数の要因が複合していると考えられるけれど、小さい頃から繰り返し「他人のせいにするな」という規範を刷り込まれてきたことは大きいだろう。
籠池氏の存在は、ひとが「他人を信用する際の判断」のエラーを突いているのだと思う。イデオロギーがまぶされているので見えにくくなっているが、そもそも私たちが「他人を信用する」とはどういうことで、その判断がなされるときの心的プロセスはどうなっているか、がたぶん真に問われている。
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