「2ちゃんねるとコメント承認制」というエントリーに対し、NOV1975さんが 誹謗中傷だと判断して削除という発想に恐怖を覚える。悪意に立ち向かうには検閲しかないというのか。 というブックマークコメントを付けています。 この方が恐怖を覚えることなく生きて行かれる社会というのがどのようなものなのかはわかりませんが、悪意の対象や中立的第三者が悪意剥き出しの誹謗中傷発言をその管理する設備を用いて掲載することを当然視する発想自体に、言いしれぬ「甘え」を感じます。自分たちの悪意をその相手方や世間は受け止めて真摯に応対すべきであるという発想の延長線上には、自分たちが精一杯悪意を振り向けたのに自分たちに屈しない者に対して脅迫行為までしてしまうメンタリティがあります。 いわゆる「ネット君臨」問題について佐々木さんや藤代さんは、「既存メディア対ネット」という対立構造を描くわけですが、しかし、一部のネット利用者