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ブックマーク / nishiohirokazu.hatenadiary.org (6)

  • 僕は結城さんのことが好きなんだなぁ - 西尾泰和のはてなダイアリー

    僕は結城浩さんのことが好きなんだなぁ。彼の書いた「文章を書く心がけ」は自分が執筆をするときにも何度もお世話になった。彼の日記などに時々かいま見える「読者によりよいものを届けよう」という真摯な態度には好感を感じる。以前の僕は宗教と名の付くものが全て嫌いだったのだが、敬虔なクリスチャンである彼の日記を読んでいるうちに、その嫌悪感が軽減した。結局のところ、どんな集団にもいい人もいればわるい人もいるということなんだ。 では、わるい人に対してどう対処するのがよいのか。1601年生まれの哲学者バルタザール・グラシアンはこう言っている。 人の中傷は無視せよ。黙殺で答えることが賢明だ。身の潔白を明かそうとしてペンの力に訴えてはいけない。書かれたものはいつまでも残るから敵を懲らしめるどころかその名を留める手助けをしている。忘却に勝る復讐はない。 なるほどね。400年も経つけども、人間の社会はあんまり変わって

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    ch1248
    ch1248 2015/05/11
    何故単著が出たか解らないあの人か……。
  • 文字列の解析2 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    「文字列の解析」の続編です。今回は正規表現のところまで行きます。 状態 前回作ったのは、「0〜9の文字」が続いているところを切り出すだけの、とても簡単な文字列解析でした。しかしそれでも、「0〜9以外文字」の文字が現れた時に行う処理は、それが「0〜9の文字が続いている範囲」の前なのか後なのかによって異なりました。 今後もっと複雑な文字列解析をする前に、まず、前回作った処理を図にして整理してみましょう。 前回の処理には「0〜9の文字が続いている範囲の前」と「0〜9の文字が続いている範囲の後」の2通りの状態がありました。この図では「0〜9の文字が続いている範囲の前」が「状態0」、「0〜9の文字が続いている範囲の後」が「状態1」で表現されています。 (脚注:この種のものを表現する言葉は、決定性有限オートマトン(Deterministic finite automaton, DFA)や有限状態機械(

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  • 言語女子会: undefとnullは両方必要? - 西尾泰和のはてなダイアリー

    Twitterのタイムラインが面白すぎて、ついうっかり言語を擬人化して脳内で言語女子会なるものを開いてしまいました。なお、登場人物と実在の人物は1対1に対応しません。 undefinedとnullの両方必要なの? とあるプログラミング言語が集う女子会にて: Perl: そういえばさ、なんでJavaScriptちゃんってundefinedとnullの両方もってるの? JavaScript: えっ、未定義の変数にアクセスした時undefined返したいじゃない? Python: 例外投げて死ねばいいじゃん Ruby: 例外投げて死ねばいいよね Python & Ruby: ねー♡ Java: いやそこは参照型ならnull、数値型なら0で初期化すべきでしょ C: これだから最近の若い子は…初期化にだってコストが掛かるんだからね!デフォルトで初期化するなんて無駄遣いよ!必要な人だけが責任をもって初

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  • 遺伝子をモチーフにした言語「Genomy」を作りました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    最近、3年くらい前に書いた「そろそろ例のプロジェクトについて言及するか」についてTwitterで言及があったので思い出しました。「条件を満たしたものをすべて呼び出す」という設計思想でプログラムが書けてしまうという点について意外とみんなピンと来ないみたいだからコンセプトプルーフを実装してみようと思っていたんでした。 という訳で作りました。https://github.com/nishio/genomy 解説 「遺伝子はタンパク質の設計図」というところまでは教科書などでもよく言及されます。でも、その設計図には「どういう状況になったら作るべきか」「どういう状況では作るべきではないか」という情報も書かれています。 この「作るべきではない」(発現の抑制)がどう実現されているか、ザックリ説明しましょう。体の中にあるタンパク質があると、これがある遺伝子の周辺にへばりつき、その遺伝子からタンパク質を作る過

    遺伝子をモチーフにした言語「Genomy」を作りました - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 親バレの時代 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    これは今はまだレアケースなんだろうけど、もう20年もすれば親の世代が「子供も当然ネット上での活動をしているだろう」と思う時代が来るよね。そう思いさえすれば何を書いているのか知りたくなるのも当然。 そういう時代になったらコミュニケーションのあり方はどう変わるんだろう。今の自分の一挙一動一Twit一Reblogがすべて親バレしているとしたら。 id:sakuragaoka なんで20年も先と?/だって既に91年前後生まれ世代がどうとか・・ 僕が僕が生まれたときの父親の年になったときに生まれた子供が今の91世代と同じ年になるのが大体それくらい。

    親バレの時代 - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • kajuntk氏に会ってきた - 西尾泰和のはてなダイアリー

    最近僕をベタほめする気持ちの悪いエントリでホットエントリーに入るなどしているid:kajuntkに会うために有給休暇を取って葉山まで行ってきた。 少なくとも彼は僕よりも人間社会の動きにたいする理解が優れている。そもそも僕は他人の感情や認知の状態を理解する能力に乏しいから彼の視点からの指摘はとても参考になる。 まずカンファレンスのコモディティ化についての指摘。僕は「(日用品のように)誰でもどこでもいつでも入手できるようになること」だと考えて、それこそ1000speakersの目指しているものじゃないだろうか、と思った。しかし彼の言うコモディティ化は「参入障壁が下がることによって(それまでそれなりの熱意のある人だけだったところに)有象無象が参加するようになって全体のレベルが下がること」のようだ。 そしてレベルの低下によってレベルの高い発表をする人に取ってのメリットが薄れ、ますますレベルの低い発

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