18日午後2時15分ごろ、兵庫県加古川市加古川町北在家の同市役所本館2階で、生活福祉課の生活保護担当窓口にいた男性職員(27)が相談に訪れた男に刃物で刺された。加古川署などによると、職員は腰や腕など3カ所を刺されて重傷。周囲の職員が男を取り押さえ、同署が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。男は50代という。 同市によると、男は生活保護の受給申請のために訪れ、別の職員と15分ほど話した後、一度帰ろうとしたが、いきなり窓口のカウンター内に侵入。別の相談者に対応していたケースワーカーの男性職員を刺したという。 目撃した市職員によると、刃物は刃渡り約30センチで細身の包丁とみられる。男はこれまでに7回ほど申請の相談に訪れていた。