平日の、とあるバー。カウンターで酒を酌み交わすカップルや、ライブを披露するバンドマン、裏庭でワイワイしているヒップスターでごった返す。そんな賑やかな店の片隅で、小さな豆電球だけを頼りに、額に汗を浮かばせながらせっせとアイロンがけをするおっさんがいた。 「アイロンがけが好き。大好きなんだ」 この男、有名になりたいコメディアンでも、お金を催促するパフォーマーでもない。趣味が度を超えたことから店に頼み込み「無料アイロンがけ」サービスをはじめた、“純粋なアイロン好き”の男なのだ。 平日のバー。隅でせっせと一人、アイロンがけするおっさん発見 平日でも“朝4時まで営業”のバーが軒を連ねる街、ブルックリンのウィリアムズバーグ。仕事で帰りが遅くなったって、駆けつけ一杯に困ることはない。その日、たまたま入ったバーで「また家賃上がっちゃったよ」なんて愚痴をこぼしていたき、ふと目をやると、ヘッドフォン装着(多分
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