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ブックマーク / anews.jp (1)

  • 腸チフスのメアリーに学ぶ – Aニュース

    善良であるということは、必ずしも周囲の人々を幸せにするという訳ではないようだ。ひとつ例を挙げるとするなら、『腸チフスのメアリー』という恐ろしげな異名を持つメアリー・ジェーンが、実際には大変善良だったということだろうか。 『ニューヨーク・アメリカン』の記事(1909) 20世紀初頭のニューヨークにおいて住み込みの料理人として働いていたメアリーは、周囲に“子どものように善良な”と評されるほどの女性だった。しかし一方で、メアリーは腸チフスによる47人の感染者と3人の死者を出し、『腸チフスのメアリー』として後世まで語り継がれるようになる。 当時のニューヨークでは、腸チフスがあちこちで流行していた。メアリーを雇う家庭にあっても家族に腸チフスが広がり、メアリーの手厚い看護も虚しく病状は悪化していった。結果メアリーは勤め先を点々と変えることになるが、そのたびにメアリーの身辺では腸チフス患者が発生する。そ

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