24日に投開票された大阪府岸和田市長選で、大阪維新の会の公認候補が現職に敗れた9月の堺市長選に続き維新系新人が再び敗北を喫したことを受け、維新幹事長の松井一郎府知事は25日、「(堺市長選とは)まったくちがう。維新として(岸和田市長選を)やったことはない」と釈明した。府庁で記者団に語った。 松井氏は、堺市長選が大阪都構想の是非が争点になったことを挙げ、同市長選を「維新の大きな政策の中にあった選挙」と位置づける一方、岸和田市長選については「岸和田の地元課題をどういうふうに変えていくかという岸和田市の行財政運営の話だ」と述べた。 岸和田市長選は、無所属新人の元市議、信貴(しぎ)芳則氏=自民、民主推薦=が無所属新人の日本維新の会衆院議員の元秘書、原田栄夫(ひでお)氏を破り、初当選を果たした。 原田氏は維新関係者の全面支援を受け、堺市長選と酷似した構図となったが、「維新対反維新のイメージが浸透するの