7月10日の参院選に政治団体「国民怒りの声」からの出馬を取りやめた俳優・宝田明(82)が19日、都内で開かれた同団体の総決起集会に登壇した。 同団体は小林節慶応大名誉教授(67)が代表を務め、宝田は目玉候補として全国比例代表での出馬を宣言。10日に行った記者会見では、初主演映画が「ゴジラ」であることから、ゴジラのミニチュアを持参し、「選挙では彼(ゴジラ)も汗を流して応援してくれると思う」と意気軒高だったが…。 一部ではゴジラを前面に押し出した出馬会見に配給会社の東宝が激怒したという説や、来月末に最新作「シン・ゴジラ」(東宝)の公開が控えており、宣伝活動に影響を及ぼす可能性があるなど「ゴジラの政治利用」が原因で出馬断念に追い込まれたとの見方も出ていた。 だが、宝田は一転不出馬になった理由について「後進に道を譲る」「健康上の問題」と説明。1997年に狭心症で心臓のバイパス手術を受けたことや、幼