台湾で最も有名な日本人――。現地で近年、そう呼ばれる人物がいる。台北でウェブサイト運営などの事業を手がける吉田皓一氏だ。 吉田氏は自身が立ち上げたジーリーメディアグループという会社の代表を務める。もっとも有名なのは、29歳だった2012年に立ち上げた、台湾人の視点で日本を紹介するwebサイト「樂吃購(ラーチーゴー)」だ。 同サイトは、SNSを連動させた読者参加型の口コミサイト。エンタメ、食、買い物、ホテル、インフォメーションを都道府県ごとに紹介する台湾版「食べログ」のようなものといえばイメージがつきやすいかもしれない。 現在はページビュー数が月間300万を超え、Facebookのいいね!獲得数は50万に迫る。開設から4年で日本の情報紹介サイトとしては圧倒的なシェアを獲得し、台湾のテレビを中心にメディアで何度も取り上げられている。 事業展開は幅広く、メディア運営のほかにも、行政・民間の台湾進
日本のアニメをインターネット上に流出させたとして、京都府警は28日、中国籍の会社員(30)(横浜市南区)、大学生(20)(東京都台東区)両容疑者を著作権法違反(公衆送信権侵害)容疑で逮捕した。 アニメには中国語の字幕がついており、府警は、中国語の字幕をつけてネット上に違法配信する「字幕組」と名乗るグループのメンバーとみて、実態解明を進める。 発表では、2人は7~8月、それぞれ仲間と共謀し、ファイル共有ソフトを使って、アニメ「アルスラーン戦記 風塵乱舞 ( ふうじんらんぶ ) 」などの動画をインターネット上で不特定多数が閲覧できる状態にした疑い。動画はテレビで放映された数時間後にはネット上に流されていた。
「運び屋横丁」に潜入! 前回、香港のケージハウス・スラムに潜入した丸山ゴンザレス。次に向かったのは、中国本土とのヤミ取引が行われている「運び屋横丁」だ。 香港の底辺生活者たちを支えるアルバイトがあると聞いて訪れたのは、中国の広東省深圳との国境に近い「上水」という街だった。駅前にはショッピングセンターがあり、そのまわりに食堂や商店が並ぶ。行き交う人々も着飾っている様子はなく、中心部の洗練された都市感とは違って、中国本土の地方都市のような雰囲気であった。 なによりひときわ目を引くのは、大きなトランクやカバンを持った人が多いことだ。その光景を見ていると、私がこの場所を訪れたのが間違いでなかったことが証明されたようで、わずかに安堵したのだった。 ここには、通称「運び屋横丁」と呼ばれる通りがある。 香港から中国本土に様々な物品を手荷物として持ち込む人々が集まってくるという。以前は中国本土の人が多かっ
原発事故や戦争を暗喩したと言われる「シン・ゴジラ」を観て、現代の中国で化身としてゴジラに成るとしたら何だろうか、ということについては前回書いた。同時にもう1つ頭に浮かんだことがある。それは、中国の映画人がもしいま、何かを暗喩して映画を撮るとすれば何だろうかということ。 文化大革命(文革)、官僚の腐敗、人権問題、政権批判などいくつも頭に浮かぶ。ただこれをもし、「何かを暗喩して撮る」ではなく、「暗喩でしか描けないものを撮る」と言い換えると、対象はぐっと絞られてくる。習近平国家主席に対する批判もできなさそうではあるが、政権が交代すれば可能性はなくはない。そこで、指導者が替わっても当面難しそうなテーマということで考えれば、私はその筆頭はダントツで1989年6月4日の天安門事件だと思う。 最大のタブーと暗黙の了解 民主化に理解のあった胡耀邦元総書記の死去に端を発した学生の民主化要求運動を当局が最終的
人生に夢があるのではなく、夢が人生をつくるのです。 ボクが見た中国シリーズ・第3弾。 制作者は日本へ来て8年目となるディレクター・関強(かん きょう)。 中国の「性」、「金」に続く今回のテーマは「夢」。 2013年、中国の国家主席・習近平氏は「中国の夢」について力強く演説を行った。 人民一人一人が夢を持つことが、中国の夢であり、中国の偉大なる復興へとつながっていくのだと…。その国家主席の言葉に、人民の意識は変わり始めていた。「夢に向かって生きて良いのだと…」 夢の舞台は、浙江省の街、「横店(おうてん)」。中国の長い歴史がそのままセットで再現され、数多くの映画やドラマが撮影されている。「東洋のハリウッド」とも呼ばれる場所だ。 横店には、中国全土から映画に夢を抱く人たちが集まってくる。脇役からでも成り上がろうとする人たち。彼らの夢はいつか主役になること。でも、中国で主役になりたいならコネとお金
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く