初版年月日 2017年6月 書店発売日 2017年6月16日 登録日 2017年4月14日 最終更新日 2017年6月23日 紹介 古くから長崎と上海は東シナ海を挟んだ 海のゴールデン・ルートだった。 帝国主義の時代、欧米の列強は中国を蚕食し、 各地に治外法権の租界を形成した。 上海の共同租界の一角に作られた日本人街は 10万人を超える人々が活動し、その多くが長崎人だった。 さびれた寒村から一気に東洋一の大都市へと変貌した 上海は、「魔都」と呼ばれる繁栄と貧困、歓楽と犯罪、 多くの矛盾を抱えた植民地の象徴でもあった。 多くの日本人が進出し、日本人街が形成され、 栄華を極めるかに見えた裏で、反日の狼煙があがる。 やがて、居留民保護のため陸戦隊を上陸させた日本軍と 共同租界の周辺で武力衝突が発生(第一次上海事変)、 その後、37年の盧溝橋事件を期に本格的な日中戦争に突入、 日本軍は上海を占領す
![上海の日本人街・虹口 横山 宏章(著) - 彩流社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3a82d294eaa7ea1cb05ba0136d3b6075e113a7d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.hanmoto.com%2Fbd%2Fimg%2F9784779123344_600.jpg%3Flastupdated%3D2017-06-23T11%253A39%253A18%252B09%253A00)