2007年8月13日、独立60周年を翌日に控えたパキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)の国会前で祈りをささげる人々。(c)AFP/Farooq NAEEM 【8月14日 AFP】英国領インドから分離、自治領として独立してから14日で60年を迎える、世界第2のイスラム教国、パキスタン。首都イスラマバード(Islamabad)の主だった建築物が鮮やかな照明で照らし出される一方で、政治的にも宗教的にも混乱に包まれている同国市民の表情は苦悩と痛ましさにあふれている。祝典にも華々しさはなく、ここ数週間続いた武力抗争の影響で、治安部隊が警戒に当たる姿が町のあちらこちらに見られる。 雨の中、シャウカット・アジズ(Shaukat Aziz)首相は独立記念祝典に臨んだ。 だが、国民の視線はもっぱらペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領に向けられている。ムシャラフ大統領は
2007年6月12日、ダッカで読者との質疑応答に臨む作家のTahmima Anamさん。(c)AFP/FARJANA K. GODHULY 【7月23日 AFP】バングラデシュ独立戦争を題材とした歴史小説『A Golden Age(『黄金の日々』の意味)』の作者、Tahmima Anamさん(31)は、独立戦争直後の1970年代に子供時代を過ごし、両親、祖父母から戦争の話を聞いて育った。 Anamさんの処女作となるこの作品が、英国に続きこのほど祖国バングラデシュで出版された。現在ロンドン住まいのAnamさんは、バングラデシュの著名な風刺家を祖父に、大手新聞社の編集者を父に持ち、父親が当初国連に勤務していた関係で子供時代のほとんどを国外で過ごした。米国で社会人類学を学んだ後、ロンドンで作家になるためのクラスを受講し、文筆活動を開始する。 著書執筆のため独立戦争について調査を進めるうちに、当時
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