「現在,地球では1秒間に4人の子供が生まれているが,携帯電話は1秒間に25台売られている」 携帯電話で世界シェア2位,米モトローラのエド・ザンダー会長は1月初旬に開催された「2007 International CES」で,急成長する携帯電話市場をこのように表現していた。同会長によれば,「インドでは毎月600万人,中国では毎月500万人ずつ携帯電話ユーザーが増えている」という(関連記事:「携帯電話は個性示す道具」「全世界で成長続く」--モトローラのエド・ザンダー会長)。 1月25日に発表された米IDCの調査結果によれば,2006年に世界で出荷された携帯電話端末は10億1990万台。前年比で22.5%の伸びとなった。 図1●携帯電話端末のメーカー別世界市場シェア 2006年第4四半期。米IDC調べ。日本メーカー10社は「その他」に含まれる [画像のクリックで拡大表示] そして,この巨大市場の
2007年は、「日本におけるインド年」「インドにおける日本年」として、日印両国でお互いに関する様々な催しが行われる予定だ。先日は、その第一歩とも言えるインド首相の公式訪日があった。 インドと言えば、ここ1年ほどの間ずっと気になっていることがある。欧米企業のトップのインドに対する思いの熱さだ。企業トップも、そして彼らのアドバイザーである私の仲間(ボストン・コンサルティング・グループのパートナーたち)も、インドについて語らせるとものすごく「熱い」。正直なところ、こちらが少し「引いて」しまうことがあるくらいだ。 翻って日本では、インドへの興味が高まっているとはいえ、そこまで熱くなる経営者の方には、お会いしたことがない。中国については、ものすごく熱い思いを持っておられる経営者がいらっしゃるのだが。 先だって、インドで丸1週間自社のパートナー(共同経営者)会議に出席することになったので、この機会に「
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