千葉市花見川区犢橋町の「花見川サイクリングコース」で18日午後1時45分ごろ、同市の会社員男性の自転車と習志野市津田沼1丁目の建設業兼行建一さん(66)の自転車がすれ違いざまに衝突した。兼行さんは頭を強く打って病院に運ばれたが、約7時間後に死亡した。 県警千葉北署によると、2人ともクロスバイクを運転しており、双方の右のグリップが接触して互いに転倒したらしい。男性にけがはなかった。署は詳しい原因を調べている。 事故現場は花見川に沿ったコースで、幅約3メートルの舗装道。自動車は入れず、ほぼ直線となっている。(佐藤瑞季) 県警によると、自転車が絡んだ県内の事故は今年1~9月、2228件(前年同期比763件減)で死者は18人(同1人増)となっている。ただ、自動車が絡まない今回のようなケースでの死亡事故は珍しいとみられる。 相次ぐ自転車側への高額賠償命令 保険加入義務付け進む 全国では、自転車側が加