皮膚の治療薬として皮膚科などで処方されている、血行促進・皮膚保湿剤ヒルドイドローションやクリーム。 本来は薬であるはずのヒルドイドが「美容にいい」とSNSや口コミで広がったことにより、2014年あたりから皮膚科などの医療機関で、美容目的と思われる処方が増大しているとの報告が日本皮膚科学会からありました。 同学会では適正処方に努めるよう呼びかけています。 また、対策として保湿剤のみの処方への保険適用を外すなどさまざまな声が上がりましたが、現在、厚生労働省は「美容など、治療以外の目的のものは保険対象外となることを明確化する」として、処方の制限などはおこなわれないこととなっています。 色々話題のヒルドイド……本当に肌にいいのか、ちょっとお話ししたいと思います。 ヒルドイドに含まれる成分って?? ヒルドイドに含まれる主成分はヘパリン類似物質と呼ばれる酸性ムコ多糖類(動物性の粘性物質)の一種で、化粧
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