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2014年7月8日のブックマーク (2件)

  • 「やったふり」の産業政策より人手不足状態を維持した方がロボット産業の振興に役立つ(飯田泰之『Voice』8月号論説)

    実際の題名は「「やったふり」の産業政策をやめよ」ですが、論説中で例示されている、政府のロボット産業政策への批判を要約するとブログの標題のようになります。政府の成長戦略の大半が「何かをしているようなふり」をしているものであること、またロボット産業の「振興」についても政府や有識者たちが勝手な想像で「五か年計画」みたいなものを作成して無責任な将来ビジョンがロボット産業の成長に枠をはめることにならないことを飯田さんは懸念しています。 というか、論説でも書いてありますが、政府の「やったふり」成長戦略の話がどんなにでてきてもマーケットは無反応で、記事がないだけのマスコミがとりあげるだけで、とうに国民からも足元を見透かされてるだけなのですが。 それと人手不足を悪いことのようにとりあげるマスコミが多いのですが、むしろ人手不足の状態こそが経済を効率化するチャンスであり、そのことをも飯田さんの論説は指摘してい

    「やったふり」の産業政策より人手不足状態を維持した方がロボット産業の振興に役立つ(飯田泰之『Voice』8月号論説)
    charlestonblue
    charlestonblue 2014/07/08
    メモ。
  • ピケティとエンゲルス

    『書斎の窓』の最新7月号に掲載されている若田部昌澄さんの「経済学史の窓から」。今回は「世界的格差拡大でマルクスとエンゲルスは復活するか?」でトマ・ピケティの『21世紀の資論』を取り上げています。 ピケティの主張はすでに経済学の教科書(ジョーンズの『マクロ経済学』)にも紹介されていますが、若田部さんの要約を以下に。 1)世界中で所得と富の分配の不平等化が進んでいる 2)原因は経済成長率<資収益率にある(資主義の根矛盾…ピケティ)。つまり経済の大きさが拡大するよりも資の取り分が大きくなる(例外は1914-1945年の戦時期&戦間期)。 3)この世界的所得格差を是正するためにグローバル資産課税をすべき。累進的課税。 若田部さんはこのピケティの議論を19世紀の経済学者と経済学批判者たちの議論と関連させて論じていきます。エンゲルス(革命)、マルクス、カーライル(指導者による労働の軍隊組織化

    ピケティとエンゲルス
    charlestonblue
    charlestonblue 2014/07/08
    「世界中で所得と富の分配の不平等化が進んでいる」グローバル課税か。どの国がどのように課税するかの枠組みが大変そう。