ドイツ中部ハノーバー(Hannover)で開催の情報技術見本市「CeBIT」に掲示された米IBMのロゴ(2011年2月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHANNES EISELE 【7月10日 AFP】米IBMは9日、今後5年間で30億ドル(約3000億円)を投資して、需要が拡大している「ビッグデータ」や「クラウド」に対応するコンピューターチップの技術開発を進めると発表した。 米ニューヨーク(New York)に本社を置くコンピューター技術の老舗IBMは、シリコンを使った従来のコンピューターチップからの転換を図っており、性能を向上しつつサイズを分子レベルまで小型化できる新素材と技術の開発を目指している。 具体的には、カーボン・ナノエレクトロニクスやシリコン・フォトニクス、新型メモリー技術、量子コンピューターや認知コンピューティングといった分野の研究開発に資金を投じる計画だ。 現代の