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αシノドスに関するchaturangaのブックマーク (36)

  • 「ネオコン左派」に転じる世俗的ヒューマニズムと「新しい無神論者」 - macska dot org

    誌創刊号(四月十日発行)に掲載された「米国を席巻する『新しい無神論者』の非寛容と、ほんの少しの希望」では、米国オレゴン州で活動する「新しい無神論者」たちのグループの活動を紹介しつつ、ドーキンスをはじめとする「新しい無神論者」論客の一部に見られる理性至上主義が他者に対するーー特に移民や少数民族など、文化的・宗教的背景の異なる社会的弱者へのーー不寛容に転じることへの懸念を表明した。かれらは米国の宗教右派による女性や同性愛者の権利への攻撃や、イスラム原理主義をかかげるテロリズム、さらにはヒトラーやスターリンの犯罪までもがすべて「理性の欠如」によって起きているかのように言うが、みずからを「理性的」と規定して「非理性的」な他者を切り捨て殲滅しようともくろむ理性至上主義こそ、むしろ危険なのではないか。 「米国を席巻する〜」ではそのようなことを伝えたかったのだが、どうも単なる「無神論者批判」「ドーキン

    「ネオコン左派」に転じる世俗的ヒューマニズムと「新しい無神論者」 - macska dot org
  • ひきつづき「新しい無神論者」エントリへのコメントにお応え(2) - *minx* [macska dot org in exile]

    a-geminiさんが早速お返事くださっています。 アメリカとイスラム国家の対立の「原因」として、「 国際的な経済体制や過去の植民地主義、貧困や米国の軍事政策」を無視するのは馬鹿げたことですが、ドーキンスが論じているのは、そのような対立の「原因」ではなく、自爆テロのような過激で狂信的な行動に走らせる「原因」であると解釈するのが自然だと思います。 http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/mascka_ed74.html わたしもそのつもりで書いていたのですが、書き方がまずかったでしょうか。 そのうえで、自爆テロのような行動に走らせる最後の後押しの部分だけに注目して、そもそもどうしてそこまでかれらが思い詰めているのかを無視することの(まるで宗教がなければ思い詰めることもないかのような)政治性を批判しています。 無神論者の「非寛容性」に対する

    ひきつづき「新しい無神論者」エントリへのコメントにお応え(2) - *minx* [macska dot org in exile]
  • ひきつづき「新しい無神論者」エントリへのコメントにお応え - *minx* [macska dot org in exile]

    ひきつづき、家エントリ「『新しい無神論者』の非寛容と、ほんの少しの希望」へのコメントへの回答を続ける。 a-geminiさんは、ドーキンスに関するわたしの記述がミスリーディングだと批判している。「ブクマコメントに一斉お応え」の弁明を読んだうえで、それでも納得がいかないとして次のように言う。 一番変だと思ったのは最初の文書の以下の箇所。 ドーキンスらによれば、肝心なことは理性を尊重し、根拠の無いことを事実だと信仰しないことだという。たとえばスターリンら共産政権の指導者たちはたしかに無神論者ではあったかもしれないが、恐怖政治や個人崇拝の制度を作り、かれら自身が信仰の対象−−理性の審判を受け付けないもの−−となってしまったために間違いをおかした。すなわち対象が神であれ指導者であれ問題なのは信仰であり、理性こそ世界のあらゆる問題に対する答えなのだという。 こうしたユートピア思想と選民思想(自分た

    ひきつづき「新しい無神論者」エントリへのコメントにお応え - *minx* [macska dot org in exile]
  • 「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え(2) - *minx* [macska dot org in exile]

    以下は、前エントリ発表後に付いた(あるいは気付いた)ブクマコメントへのお応え。 2008年04月25日 invictus 宗教 米国内の新しい無神論の話なので、ドーキンスの主張自体は筋では無いと思うけど、ドーキンスにいつく人多杉。といいつつドーキンスの反応が見たいなぁhttp://richarddawkins.net/article,2359,I-dont-believe-in-atheists,Salon 筋でないにも関わらずそこばかりいつかれてしまったのは、ドーキンスを含めた「新しい無神論者」の主張がみな同じであるとわたしが主張しているような印象を与えてしまった点が原因でしょうか。それが間違った印象であることは、わたし自身もその「新しい無神論者」に含まれることを考えてもらえれば納得していただけるのではないかと思いますが、説明不十分だった点は反省しておこう。 まあ、ハリスやヒッチ

    「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え(2) - *minx* [macska dot org in exile]
  • 「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え - *minx* [macska dot org in exile]

    家ブログのエントリ「米国を席巻する『新しい無神論者』の非寛容と、ほんの少しの希望」がわたしの記事にしては珍しく大量にブックマークされている。過去もっともブックマークが多かったのが「娘に『セックスやめないと自殺する』と言われた母親」というくだらないネタだったことを考えれば良い傾向か。 このエントリはもともと有料メールマガジン「α-Synodos」の創刊第一号に掲載させてもらった記事の再掲なので、もし誰にも見向きもされないようなことがあれば、まだ評判が確立されていないメルマガ(および編集長の荻上チキさん)に迷惑をかけてしまうのではないかと心配していた。ブックマークの内容には賛否両論あるとはいえ、少なくともこれだけ関心を持ってもらえたということは、メルマガの宣伝にもなったのではないかと思う。 前置きはともかく、以下はブックマークコメントに再コメント。 2008年04月25日 optical_f

    「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え - *minx* [macska dot org in exile]
  • 「αシノドス vol.2」配信 - 荻上式BLOG

    こんにちわ、chikiです。「αシノドス」日配信となります。内容はこちら。 【1】巻頭コラム / 芹沢一也 「セキュリティの現在とフーコー的方法の困難」 【2】座談会 / 鈴木謙介×芹沢一也×セミナー参加者 「後期近代における不安とセキュリティ 後編」 【3】翻訳 / マーサ・ヌスバウム(訳者:藤拓自) 「哲学と公共生活」(聞き手:ステリオス・ヴィルヴィダーキス) 【4】連載 / 山貴光 「思想誌空間2:「思想」を求めて」 【5】緊急再録 / 芹沢一也 「変容する権力と死刑の関係」 【6】編集後記&次号予告 内容紹介を兼ねて、編集後記を一部抜粋します。 こんにちわ。「αシノドス」編集長のチキどす。vol.2、いかがだったでしょうか。座談会あり、丁寧な解説付きの翻訳あり、連載あり、コラムあり、緊急再録ありといった今回の内容は、特に「現代で思考すること」の意味を再確認させられるものが並び

    「αシノドス vol.2」配信 - 荻上式BLOG
  • 米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org

    ここ数年、米国の宗教界でもっともめざましく支持を拡大している勢力は、無神論者の集団だ。進化科学者のリチャード・ドーキンスが書いた『神は妄想である』はじめ、クリストファー・ヒッチェンス『God Is Not Great (神は偉大ではない)』、サム・ハリス『The End of Faith (信仰の終焉)』といった書籍が続々とベストセラーになるとともに、無神論を掲げるグループが全国で結成され、若い人を中心に多くの支持者を集めている。 論で「無神論」と訳されている言葉は atheism だが、この語の来の定義は「神が存在しないと信じる」ことではなく「神が存在するという信仰を持たない」ことであることを考えれば、「無神論」ではなく「無宗教」と訳した方がより正確かもしれない。そこをあえて「無神論」と表記するのは、ただ信仰がなく宗教に無関心といったニュアンスのある「無宗教」という言葉では、新しい無

    米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org
  • 「αシノドス vol.1」本日配信!&キャンペーン当選者のお知らせ - 荻上式BLOG

    おまたせしました。「αシノドス」1号が日配信になります。まだサンプル版を読んでいない人、購入していない人は、http://kazuyaserizawa.com/synodos/mm/index.htmlに急げ! まだお読みになっていない方のために、1号の編集後記を少しだけ載せておきます。 こんにちわ。大好評配信中の知的情報メールマガジン、「αシノドス」編集長の荻上チキです。また今号も、現時点で6万字超えてますけど、文字数以上に内容の濃度に驚いていただけたでしょうか。 今号の座談会は、鈴木謙介さんによる「後期近代における不安とセキュリティ 前編」です。なんとこのセミナー、前後あわせるとそれだけで6万字弱になるというとてつもない長さです。当日は、鈴木謙介さんによる話に芹沢さんがロングパスをさらに返し、それから白熱したディスカッションが続いていくというリアルハードコアな内容でしたが、会場は長さ

    「αシノドス vol.1」本日配信!&キャンペーン当選者のお知らせ - 荻上式BLOG
  • 参議院議員 松浦大悟 オフィシャルサイト

  • アルファシノドス読みたいぞ。 - 変身物語

  • 「αシノドス」配信開始&トラックバックキャンペーン受付中! - 荻上式BLOG

    お待たせいたしました! これまで何度か予告してきたシノドスのメールマガジンですが、いよいよ日よりサンプル版の配信が、今月10日からは毎月の継続有料配信が始まります。メルマガの名前は「αシノドス」(あるふぁ・しのどす)に決まりました。記念すべき創刊号である0号は、なんと無料配信! みなさま、ぜひお試しくださいませ(サンプル版の受け取り方法はこちらにて解説してみました)。できれば宣伝よろですー! さて、記念すべき0号ですが、次のようなラインナップになっております。 【1】巻頭コラム / 芹沢一也 「運動の時代と思想の不在」 【2】座談会 / 中島岳志×芹沢一也×セミナー参加者 「保守・右翼・ナショナリズム」 【3】翻訳 / リチャード・ローティー(訳:藤拓自) 「民主と哲学」 【4】連載 / 山貴光 「思想誌空間1:思想誌という不思議なメディア」 【5】リポート / 吉田徹 「ヨーロッパ

  • 知的情報メールマガジン「αシノドス」読みたい! - 絶倫ファクトリー

    Guest | Cash Advance | Debt Consolidation | Insurance | Free Credit Report at Kazuyaserizawa.com 四月から、芹沢一也氏と荻上チキ氏が結託して「αシノドス」というメーリスを立ち上げるらしい。 荻上氏のブログで 「αシノドス」配信開始&トラックバックキャンペーン受付中! - 荻上式BLOG トラックバックキャンペーンをやっているらしいので、乗ってみた。 総量7万字(削るのかな?)と聞くとかなりボリュームがある気がする。実際どのくらいの感じなのかは分からないが。 彼らが今なぜ思想についてのメーリスを立ち上げようと考えたのか、それはここに書いてある。 Serizawa | Real Estate | Apartment For Rent | Personals | Cheap Airfare at Ka

    知的情報メールマガジン「αシノドス」読みたい! - 絶倫ファクトリー
  • 知的情報メールマガジン「αシノドス」読みたい!*1 - 希望は、戦争?blog 〜「丸山眞男」をひっぱたきたい Returns〜

    中島岳志VS芹沢一也対談 今話題のシノドス*1にこんな対談が、赤木さんに対する言及も多いので是非読んで欲しいのですが、個人的に気になったのが以下の一節。*2 芹沢 宮台さんもおっしゃるように、日の場合右も左も動員主義なんですよね。国体か共同体か、その差しかない原理主義なんです。でも福沢は一貫してそうしたスタンスを批判した。状況で判断していくしかないと主張していた。「議論の位」というやつです。そういう態度は日には全然根付かなかったですよね。戦後、丸山経由でそれを受け継いだのは宮台さんだけかもしれない。 明治14年の政変が起こらずに、福沢の構想が入っていたらどうなっていたんでしょうね。井上馨は福沢に、議会を開いて政権を渡してもいいとまでいっていた。だけどその後は、伊藤がドイツの立憲君主制を持ち込んで明治憲法体制ができて、日露戦争で条約は改正されたのはいいけれども、日露戦争以降は自分探しの

    知的情報メールマガジン「αシノドス」読みたい!*1 - 希望は、戦争?blog 〜「丸山眞男」をひっぱたきたい Returns〜
  • http://www.kazuyaserizawa.com/synodos/mm/index.html

  • 【芹沢一也氏+荻上チキ氏インタビュー】新たな知の回路をつくりだす/シノドスの試み

    シノドスという試みをご存じだろうか。ギリシア語で「集会」を意味するこの言葉を掲げて、2007年以来、新たな知の公共空間を切り拓きつつあるのは、思想史の俊英・芹沢一也氏。彼は、高原基彰、雨宮処凛、田由紀、萱野稔人、阿部真大、高桑和巳、廣瀬純、中島岳志、鈴木謙介、橋努といった論客をゲストに迎え、参加者とともにとことん議論を交わす超高密度セミナー「シノドス」を運営して注目を集めている。『ウェブ炎上』の著者であり、「トラカレ!」「荻上式ブログ」など多くの人気ブログを運営してきた注目の批評家・荻上チキ氏の参加を得て、さらなる展開を見せるというシノドスについて、主宰者のお2人にうかがった。 ――なぜシノドスという場を始めてみようと思われたのですか? 芹沢氏■きわめて単純な驚きからです。『狂気と犯罪』(講談社、2005)や『ホラーハウス社会』(講談社、2006)といった一般向けのを執筆することで、

    【芹沢一也氏+荻上チキ氏インタビュー】新たな知の回路をつくりだす/シノドスの試み
  • 『αシノドス』にローティの翻訳を寄稿しました - スマイル・トレーニング・センター

    シノドス > メールマガジン「αシノドス」「αシノドス」配信開始&トラックバックキャンペーン受付中! - 荻上式BLOG こちらの『αシノドス』創刊号に、リチャード・ローティによる「民主と哲学」の翻訳、訳注、訳者解説、関連サイト集を寄稿しました。記事の特長を説明した「訳者解説」の部分を転載します。 "Eurozine"(http://www.eurozine.com/)に掲載されているRichard Rortyによる'Democracy and philosophy'(http://www.eurozine.com/articles/2007-06-11-rorty-en.html)という記事の翻訳です。"Eurozine"というのは、ウィーンに拠点を持つヨーロッパ横断的な文化系の雑誌で、70からなる雑誌のEU的な連合とイメージすれば良いでしょう。この「民主と哲学」も、元は"Kritika