東日本大震災後、初めて稼働する原発ゼロで迎えた今年の夏は、西日本の日照時間が少なく全国的に低温傾向にあったこともあり、大規模停電なしに乗り切ることができた。無事、綱渡りを終えたことで、またぞろ「原発がなくても大丈夫」との声が出てきそうだが、綱渡りを強いられていること自体が問題といえる。日本のエネルギー安全保障について、原子力研究施設も立地する戦車道の聖地・茨城県大洗町で考えてみたい。(溝上健良)茨城県民の歌と「信濃の国」 人気の戦車アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」を見た人は第1話の最後で度肝を抜かれたのではないだろうか。なにしろ名前からして大洗にあると思われた学園が実は街ごと、空母状の巨大な「学園艦」の上に乗っていたというわけなのだ(学園艦の上は大洗町の飛び地扱いとなっている)。揚げ句の果てには艦上で戦車の練習試合まで行ってしまうのである。どれだけ巨大な艦なのかと思わされるが、何
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