ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空の旅客機に、20日からオーストラリアで開かれる国際エイズ会議に出席する世界的に有名なエイズの研究者など、少なくとも6人が搭乗していたことが確認され、会議の主催者はエイズの研究において大きな衝撃だと同僚の死を悼みました。 オーストラリアのメルボルンで20日から開かれる国際エイズ会議を主催する国際エイズ学会のバレシヌシ会長は、20日に現地で記者会見を開き、少なくとも6人の出席予定者がウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空の旅客機に搭乗していたことを確認したと発表しました。 この中には、オランダのエイズの研究者で国際エイズ学会の会長も務めたヨープ・ランゲ氏が含まれていたということです。 ランゲ氏はエイズの発症を抑える治療法の1つである「抗レトロウイルス治療」の普及を進めた研究者として知られており、バレシヌシ会長は「昔からの友人や仲間を失ったことは非常につ