J1の首位を争う川崎フロンターレでも、スタメンの座を手にしている大島僚太。U-21では完全な中心選手として、アジアのトップ、そしてリオ五輪を目指している。 8月半ばに行なわれたU-21日本代表候補の福岡キャンプ。最終日に組まれたアビスパ福岡との練習試合のキックオフ直前、手倉森誠監督はちょっとした異変に気がついた。 どちらかと言えばマイペースで、自分のプレーに没頭しがちな大島僚太が、整列を終えたあと、同じ中盤の選手たちを捕まえて「こうしていこう」といった感じで言葉を投げかけていたのだ。 この時点でチームのキャプテンは固定されておらず、手倉森監督はひとまず、年長者の大島に腕章を預けていた。 「お、さっそく積極性が出てきたなと。あの様子を見て、アジア大会でもキャプテンを任せてみようかなって思ったんだ」 A代表ではなく、U-23+オーバーエイジ3人の編成で争われるアジア大会の男子サッカー。日本は2
![U-21代表のシャイな主将、大島僚太。アジア大会で巻く腕章が変えるもの。(飯尾篤史)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e6e8370d84cd408cfd289d0f4ea9649f193f300e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F2%2F-%2Fimg_f2bd39f22bcc99f7170a4dfd3e966978403438.jpg)