26日から開催される伊勢志摩サミットに備え、大宮駅構内でテロなどを警戒する県警鉄道警察隊員と警察犬イルモ号=25日午前、JR大宮駅 26日から始まる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせて県警は25日、警備対策室を設置した。 近年の傾向を鑑み、開催地から離れた首都圏もテロの標的になる恐れがあるとして、県内の警戒態勢を強化。特に不特定多数が出入りするターミナル駅や大型商業施設、イベント会場といったソフトターゲットを重点的に警備している。 埼玉にはテロリストの入国経路となる海や空港はないが、県警は「首都に隣接していて人口が多く、テロリストが潜伏しやすい」と、施設の利用者にも注意を呼び掛けている。 パリやベルギーのテロでは、警備が手薄で入りやすいソフトターゲットが狙われ、多くの犠牲者を出した。 県警警備課は「飲食店なら夜間、ショッピングモールなら昼間と、その場所に最も人が集まる時間帯を狙って
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