2年ぶり4回目の高校選手権出場となる長崎総科大学附属高校で、最も有名な人物は誰かと言われれば、満場一致で「小嶺忠敏監督」となるに違いない。かつて島原商業、国見を率いて全国を席巻し、FW大久保嘉人、MF三浦淳宏、DF徳永悠平ら多くの選手をJリーグにも送り込んできた高校サッカーのレジェンドがチームの監督に就任し、1年半になった。 小嶺監督は2008年からチームの総監督になっているが、昨年8月から監督に就任。それまでの大学で教鞭を執りながら高校サッカー部の指導にも当たるという状態から、指導現場に本格復帰となった。70歳の決断である。 現在は日々の朝練を含めて毎日の指導に当たってチームを引き締めつつ(選手以上にコーチがより引き締まったという話もある)、「もう一度、日本一になる」という変わらぬ夢を追い続けている。 ピッチ外の指導を重視する姿勢も国見時代から変わらないが、ピッチ内でも基本的なスタンスは
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