ロシア・モスクワの裁判所に出廷したウクライナ空軍のナディア・サフチェンコ氏(2015年2月10日撮影)。(c)AFP 【2月27日 AFP】ロシアの刑務所に拘禁され、ハンガーストライキを続けているウクライナ人女性パイロットの健康状態が大幅に悪化し、「数日以内に死亡する恐れ」があると、ロシアの人権委員会委員が27日、述べた。 ウクライナのヘリコプター航空士、ナディア・サフチェンコ(Nadia Savchenko)氏(33)は、ウクライナ東部でロシア人記者2人が迫撃砲で死亡した事件に関与したとして、モスクワ(Moscow)の刑務所に9か月間近く拘禁されている。 サフチェンコ氏は容疑を否認、ロシアに拉致されたと主張して昨年12月13日にハンガーストライキを始めた。この2週間はブドウ糖の点滴も拒否している。 ロシア大統領府人権委員会のエレナ・マスーク(Yelena Masyuk)委員は27日に公開