図1 ソフトフロントが展示した出前支援システム。 手前の携帯電話機から呼び出したところ。呼び出し元の名前がディスプレイ上で確認できる ソフトフロントは、Androidを利用したIP電話システムを組み込み機器の総合展示会「Embedded Technology 2009(ET2009)」(2009年11月18日~20日にパシフィコ横浜で開催)で展示した。 今回展示しているのは2種類のシステム。どちらも、同社がAndroid向けにC言語で開発したSIP(Session Initiation Protocol)機能対応ライブラリを利用している。1つ目のシステムは、Android搭載携帯電話機に同社のSIPライブラリを組み込んだもの。携帯電話機はIP電話端末として動作し、無線LANを通して通話できる。 2つ目のシステムは、飲食店向けの出前支援システムだ(図1)。注文の電話を受けると、SIPの機能