神保町もこの時期になると歩きたくなる街です。三省堂の洋書コーナーで日本の本とは違うインクの匂いをかぎながら、クリスマス関連の書籍を見るのが好きだったからです。残念なことにその売り場は大幅に縮小されましたが、毎年の恒例になっているので界隈をぶらりとしてみました。 すずらん通りにある老舗書店の東京堂。本のデパートの三省堂より尖った品揃えでお気に入りです。3年前にリニューアルし、精算前の本を持ち込めるカフェが併設されました。 こうして改めて見ると、見事に書店の看板が並んでいます。早稲田をはじめ都内の他の書店街は衰退の一途をたどっていますが、神保町はまだまだ健在です。書店ブックマートがABCマートに変わっていたのにはショックでしたけど…。 気になる古本を見つけて一度足を止めてしまうと、次から次へと興味深い本を見つけてしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいます。 先日他界した水木しげるさんの絵葉書