[Part1] インドへの外注、日本企業はまだら模様 TiE(ジ・インダス・アンテレプレナーズ)の設立を記念する催し=東京都内で、竹内幸史撮影 1月29日、東京都内でインドのビジネスマンらが400人近く集う会合があった。「TiE(ジ・インダス・アントレプレナーズ)」というインド系ベンチャー組織の東京支部発足を祝うものだった。 TiEは英国、シンガポールなど12カ国53都市に拠点を置き、会員約1万2000人を擁する世界最大の「ベンチャー支援集団」だ。 支部長でベンチャー企業経営者のサンジーブ・シンハはインド人の元銀行マンで、インド工科大学(IIT)出身の技術者でもある。「世界の人々はもっと日本と連携したいと思っているのに、日本はまったくPR不足です。私たちが日本のグローバル化のお手伝いをしたい」 TiE東京支部長に就任したサンジーブ・シンハ インドの頭脳パワーをどう活用していくのか。日本での