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ブックマーク / 100life.jp (6)

  • 海外で集めたインテリアが映える素材もカルチャーもミックスオリジナル空間が心地よい

    玄関にも溢れる独創性 「夫婦揃って海外出張が多いんです。特に僕がよく行くのはアメリカ西海岸なのですが、その雰囲気は出ているかもしれません」。『journal standard relume』のバイヤーとして世界中を回る松尾忠尚さん。仕事柄増える洋服や趣味のアウトドアグッズなど、あふれるモノを収めるためにも、1軒家を建てることに。 「小学生の娘の通学も考えて土地を探し、パシフィックファニチャーサービスに依頼しました。あまりクラシックにせず、いろんなスタイルの融合を目指しています」。 欧米のスタイルを取り入れて、玄関は半土間のような、段差を排した空間に。“公共施設っぽさ”を出すため、1階はベッドルーム以外、玄関から奥のバスルームまですべてグレーのタイルで統一した。 「インダストリアルな雰囲気を出したくて。鉄骨の階段はマストでした」。中央に配置された階段は、その無骨な佇まいが松尾邸の象徴のように

    海外で集めたインテリアが映える素材もカルチャーもミックスオリジナル空間が心地よい
  • 変形プランが多様な場を生み出す三角の敷地に建てられたジグザグ壁のある家

    敷地は三角形 富永邸は世田谷区の大きな公園に近い角地に建つ。敷地が道路より1階分以上高いため、この地区では珍しく見晴らしがとても良い。この敷地は、富永さんが車で通りかかったときにピンと来て、見てみたらすっかり気に入ったのだという。「遠くまで視線が気持ちよく抜ける場所で、自分たちが考えていた条件にもぴったりだと思って、奥さんにすぐここが良いって言ったんですね」 奥さんの佐積(さつみ)さんも見て気に入ったが、ひとつひっかかったことがあった。土地の形が三角形だったのだ。そのため、どんな家が建てられるのか少し不安があったという。 玄関側の外観は壁がジグザグになっているが、内部ではそれに気が付かないようにプランがうまくつくられている。階段は初期案からトイレと位置を取り替え、子どもたちが帰ってきた時に顔が見られるように、またパーティ時などに多くの人が座れるようにした。 斜めの壁をつくらない 佐積さんは

    変形プランが多様な場を生み出す三角の敷地に建てられたジグザグ壁のある家
  • 芸術と自由を尊ぶ暮らし美しさに日々癒される、シュタイナー思想に基づく家

    エコビレッジ・藤野への転居 東京から電車で1時間ほどのロケーションながら、緑豊かな里山の風景が広がる神奈川県旧藤野町(現相模原市緑区)。1988年から町が「ふるさと芸術村構想」という事業を始めたことで、パーマカルチャーの農場やシュタイナー学園などがつくられ、エコビレッジとして知られるようになった。 その旧藤野町に家を建てたSさん一家。「それまでは逗子に暮らしていましたが、長女がシュタイナーの幼稚園に通う中で、小学校以降もシュタイナー教育を受けられればと思うようになったんです。湘南から藤野に通うのは難しいので、引越しを決意しました」とSさんは話す。 シュタイナー教育とは、20世紀初頭にルドルフ・シュタイナーが提唱し、ドイツで多くの学校がつくられ広がってきた教育法で、芸術や自由を重視した独自のカリキュラムで構成されている。藤野のシュタイナー学園は、小・中・高の12年間の一貫教育を行っていること

    芸術と自由を尊ぶ暮らし美しさに日々癒される、シュタイナー思想に基づく家
  • 眺めのいい家丘の上だから楽しめる眺望と自然と街中の暮らし

    横浜の街を眼下に 横浜の小高い丘の上。街中を電車が縫うように走る可愛らしいミニチュアのような街並みを一望できる、眺めのいい柏邸。 「電車が走る音、汽笛、鐘…、いろんな音が聞こえてくるのも気に入っています」と哲郎さん。 隣接する車道から柏邸まで、細くて急な坂道と階段を上らなければならない不便さはあるけれど、そのためかここが横浜市内とは思えないほど自然がたっぷりと残された抜群の環境だ。 「目の前の電線がリスの道路になってます(笑)」 その電線も、一階のリビングから見下ろす高さにあるほどの眺望の良さだ。 「庭には果樹の数も多いのですが、収穫しようと思ったその日の朝に綺麗にべられてます」

    眺めのいい家丘の上だから楽しめる眺望と自然と街中の暮らし
  • 収納の工夫も満載心地よさを求めて辿り着いたシンプルでクリーンな白い箱

    徹底して無駄をカット 「お豆腐みたいに白くて四角い箱が良かったんです」。のどかで緑豊かな住宅街。真っ白な明るい家に磯貝さん一家は暮らしている。「採光を考えて天井は斜めになったのですが、当は真四角がいいと思っていました」。と奥さんの夏海さん。 磯貝邸が建てられたのは6年前。「前に住んでいた家が暗かったので、明るくしたかったんです。リビングは日当りが絶対条件でした」。そのため2階にリビングを、1階に寝室やバスルームを設けた。真っ白な壁に包まれたシンプルな空間は、どこもピカピカで清潔感に溢れている。 「間取りなどは自分たちで考えて、工務店さんに設計を依頼しました。付け足し案ももらいましたが、余計なものはなくていいです、と。便利だけれど見た目にマイナスなものはすべて外してもらいました。家のイメージは既に固まっていましたね」。 磯貝邸のプランニングはすべて引き算。余計なものをそぎ落としていくことか

    収納の工夫も満載心地よさを求めて辿り着いたシンプルでクリーンな白い箱
  • 陶芸家の理想の家タバコの葉の乾燥小屋を住まいにリノベーション

    益子の山あいの静かな環境の中に建つ築約200年の茅葺き屋根の家。そのすぐ隣に、元々はタバコの葉の乾燥小屋だった建物がある。同じ敷地内には陶芸窯と作陶の仕事場。陶芸家の鬼崎琢智さんは、そんな豊かな環境の中で制作に励んでいる。 「ここに越してきて3〜4年は茅葺き屋根の家に住んでいましたが、冬は寒いので、次男の鈴丸が生まれる時にタバコの乾燥小屋を改装して、今はそちらに住んでいます」 実はここには以前、鬼崎さんが師事した矢津田義則さんが住んでいた。茅葺き屋根の上のトタンは、矢津田さんがここから引っ越すことになった時にかけたものだそう。 「ここで2年間アシスタントをしていましたので、僕にとっても思い出深い場所です。矢津田さんが大切にされていた場所を譲り受けることができて、とてもうれしく思っています」

    陶芸家の理想の家タバコの葉の乾燥小屋を住まいにリノベーション
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