原題:The Imitation Game 監督:モルテン・ティルドゥム 原作:アンドリュー・ホッジス 脚本:グレアム・ムーア 「謎」は人間の進化とともにある。知性と悪意と向上心。どれかひとつだけでは生まれない。どれが欠けても生まれない。 (松井優征「魔人探偵脳噛ネウロ」より) 1951年。ケンブリッジ大学の研究者・アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)宅に泥棒が侵入。近所の人が目撃して通報するも、被害者のチューリングは「盗られたものはない。」といい、警察を無礼な態度で追い返した。その行動を不審に思ったロバート・ノック刑事は彼の過去を洗い始める。だが、彼の海軍での軍歴は抹消されていた。過去を追ううちに、ノック刑事はチューリング自身の抱えるパーソナルな問題を知るのだが、その件で拘束された彼から取調室で思わぬ告白を聞くことになる。 1939年。ナチスドイツがヨーロッパ各地を侵攻し