富士通の次期社長である田中達也副社長は、4月30日の2014年度決算説明会で、「私がすべての事業を精査し、計画を見直す」と述べた。14年5月に公表した中期経営計画で目標とした、「16年度に営業利益2500億円を確保」するのが容易な状況でないためか、まず目標を「15年度の営業利益1500億円」に設定し直した。 最大の問題は、半導体事業など既存事業の構造改革に多くの時間を取られたことにあると思われる。山本正已社長は14年5月に、「構造改革は一定のめどがついた。14年度から成長戦略を経営の焦点にする。投資拡大を図りながら、利益を追求する」と語り、医療や農業をはじめとする新領域の開拓を推進してきた。 だが、田中副社長は「今年度の計画を作る中で、課題を認識した」という。一つは、先行投資の回収が早まること。新しいソリューションの開発に力を入れているが、収益化に課題があるということだろう。 もう一つは、
※画像 http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/603bb4fb01d8baf5209e4762a04a824d 「人事評価はずっとBでもリストラ面談受けた」と47歳NEC社員 9月21日07時00分 提供:NEWSポストセブン グループ全体で「1万人規模の人員削減」を掲げるNECは8月28日、早期希望退職制度に正社員2393名が応募したことを発表した。ところがこの日、社内は別の事件で騒然となっていた。始業前のNEC本社ビルから、男性社員が飛び降り自殺をしたのだ。社員は39歳で希望退職の面談対象ではなかったが、社内では様々な憶測が飛び交った。それだけ今回のリストラが苛酷だったということだ。 NECのグループ会社に勤務する47歳男性社員は、自身がリストラ対象となったことにショックを受けた。「人事評価はずっとB(Cを平均とする5段階評価)で、人事面談で
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