米科学誌「サイエンス」は、今年の科学界における10大成果を発表した。最も顕著な成果「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー、2012」として、日本を含む欧州合同原子核研究所(CERN)の国際チームによる、物質の質量の起源となる「ヒッグス粒子」に関する発見を選んだ。 2位以下(順位なし)の9件の中には、日本からはマウスの胚性幹細胞(ES細胞)から卵子を作り、通常の精子と体外受精させて子どもを誕生させた京都大学の斎藤通紀教授らの成果が入った。斎藤教授らは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から卵子を作ることにも成功しており、同誌は「倫理的な問題などからヒトの細胞では行われていないが、すでに不妊の原因究明に役立っている」と評価している。 ほかに、シベリアのデニソワ洞窟で7-8万年前に生活していた古代人類「デニソワ人」のDNAを解析したドイツのマックス・プランク進化人類学研究所▽米航空宇宙局(NASA)の無
今年、不漁が続くニホンウナギを「レッドリスト」と呼ばれる絶滅危惧種に指定するという方針を環境省が出しましたが、実はこのレッドリストには、ウナギと同じように私たちの身近な存在の生き物の多くも指定されていたりします。 今回は、そんなレッドリストに登録されている身近な絶滅危惧種たちを紹介します。 ●タガメ 田んぼが近くにある地域で育った人なら知らない人はいないであろうタガメ。小学校の理科の教科書にも載っていたので、都会の人でも知っているでしょう。そのタガメも現在では絶滅危惧種に指定されています。田んぼの減少や農薬が広く使われるようになったこと、さらにタガメが住み処とする水草の生える川岸がコンクリートで整備されたりしたことで、急激に数を減らしました。 ●ゲンゴロウ タガメよりも知名度が上であろうゲンゴロウも、急激に数を減らし、絶滅危惧種に指定されています。こちらも水田の減少や水質汚染などが
ついにAmazonから「Kindle Fire HD」が発売され、筆者の手元にもやってきた。ファーストインプレッションレビューについては先日の記事をご覧いただければと思うが、iOSともAndroidとも違う独特なインターフェースはなかなか使いやすく、筆者はすっかりKindleを気に入ってAmazonで本を買ってみたりとはしゃいでいたのだが……。 そんなKindle Fire HD購入翌日、マイナビニュース担当編集者から一本の連絡が入ったのだ。 電話をとると、編集者はウキウキしたような口調でこう切り出してきた。 担当「山田井さん、Kindle Fire HD購入おめでとうございます!」 山田井「ええ、まあ……」 私は知っている。この口調は何かろくでもない企画を思いついたときのものだということを。 担当「それで、書いてもらったファーストインプレッションレビューで、山田井さん、こう書いてましたよ
同サービスは、空飛ぶソリに乗って世界中を回るサンタクロースの様子を、GoogleマップやGoogle Earthで見られるというもの。サービス開始時刻は12月24日19時(日本時間)となっている。 同社は2004年から毎年同様のサービスを提供しているが、今年はGoogleマップのエンジニアによる特別チームを立ち上げ、ルートアルゴリズムを新しく開発したという。 同サービスはPCのほか、タブレット端末やスマートフォンにも対応しており、Google Playから専用のAndroidアプリ「Google Santa Tracker」を無料でダウンロードできる。 特設サイトでは現在、出発までのカウントダウンが行われているほか、サンタクロースや妖精たちと交流できるコンテンツなどが用意されている。
ホクトは12月19日、富山大学 大学院医学薬学研究部の安東嗣修 准教授との共同研究により、熱処理エリンギが細菌内毒素により肺炎を起こしたマウスの炎症を抑える効果があることを確認したと発表した。同成果の詳細は、12月15-16日にかけて開催された「日本機能性食品医用学会 第10回大会」にて発表された。 今回の実験手法は、細胞実験として、マウス肺胞マクロファージ細胞を用いて、エリンギ熱抽出物の抗炎症効果の検討を実施したというもので、細胞の培養培地にエリンギ熱抽出物を添加し、LPS刺激後のiNOS(誘導型一酸化窒素合成酵素)の発現を調べた。 また、動物実験として、LPS誘発肺炎マウスモデルを作成し、熱処理エリンギ摂取による抗炎症効果の検討を実施。熱処理エリンギを経口投与し、LPS経鼻接種後のマウスの気管支肺胞洗浄液中の細胞数、気管支肺胞洗浄液中のタンパク量、気管支肺胞洗浄液中の一酸化窒素(NO)
東京大学は12月19日、科学技術振興機構・戦略的研究推進事業(CREST)研究において、理化学研究所(理研)との共同研究により、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の原因メカニズムを明らかにしたと発表した。 成果は、国際医療福祉大学 臨床医学研究センターの郭伸特任教授(東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 臨床医工学部門 客員研究員)、東大大学院 医学系研究科 疾患生命工学センター 臨床医工学部門の山下雄也特任研究員、理研の西道隆臣チームリーダーらの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、12月18日付けで英国オンライン専門誌「Nature Communications」に掲載された。 ALSは筋肉を動かす運動ニューロンの変性・死滅が、呼吸機能も含む進行性の筋力低下を引き起こすという、主に初老期以降に罹患し、発症から数年の内に死に至る難病だ。 患者数は日本だけでも8000人
トランスコスモスは12月19日、同社の展開するデジタルマーケティング事業の全領域において、マーケティングデータを活用したサービスを強化することを発表した。 同社は今年9月、GoogleのWeb解析ツール「Googleアナリティクス」の認定パートナーになっており、Googleが12月から国内提供を開始した有料版のGoogle アナリティクス プレミアムについても、月間10億ヒットまでで月額100万円で提供している。 今回のサービス強化は、Googleアナリティクスで今後提供が予定されている「ユニバーサルアナリティクス」プラットフォームを活用したもの。ユニバーサルアナリティクスは、プロモーション配信やコスト情報など、CRM関連のさまざまなデータをGoogleアナリティクス上で統合計測できるプラットフォームで、同社はこの新プラットフォームによって、より顧客ニーズにマッチしたソリューションを提供可
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
ポーラはこのほど、「2013年新美白発表会」を開催し、美白ブランド「ホワイトショット」から2013年2月21日に発売する美容液「クリアセラムSX」(6500円~1万2000円)、美容健康食品「インナーロックSX」(6000~1万6000円)を披露した。 同社が20代~50代の女性500人に肌悩みについて調査したところ、悩みのトップはシミで、約7割の人が気にしていること、顔だけでなく身体のシミも気にしていることがわかった。また、約7割の女性が顔にシミがあると答え、そのうち6割が3年以上気にしていること、約8割が年々濃くなっていると感じていることもわかった。 美白美容液「クリアセラム SX」は、クイックメラニンロック効果のオリジナル複合成分ルシノールQLや新複合保湿成分クリアノールを配合しており、メラニンの生成を抑制し、白く輝きを放つ肌に整える。一方、美容健康食品「インナーロック SX」は、イ
2011年度の低価格スキンケア市場、0.9%増の1619億円で推移|総合企画センター大阪調査 粧業日報 2012年12月11日 12時58分 マーケティングリサーチ会社の総合企画センター大阪はこのほど、大手化粧品メーカーの本格参入で活性化する低価格(2000円未満)スキンケア市場(伸長率・市場規模)を調査・分析し、その結果を発表した。 2011年度における低価格スキンケアの市場規模は1619億円だった。市場全体は近年の景気低迷や東日本大震災の影響を受け、2010年度比0.04%減であったが、低価格スキンケアは同様の影響を受けながらも、0.9%増となった。これは、資生堂やカネボウ化粧品など大手化粧品メーカーが、同価格帯市場に本格参入したことなどが理由として挙げられる。 また、2009年度を100%とした場合の伸長率では、スキンケア市場全体が2010年度・2011年度で各101.0%であった。
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
資生堂は12月12日、「女性たちをメーク落としのストレスから解放する」という発想で開発した、重ねたメークがお湯で落とせる世界初の化粧下地「フルメーク ウォッシャブルベース」(35g、ワタシプラス販売価格=1000円)を、資生堂ウェブサイトワタシプラスにて先行発売する。店頭では2013年3月上旬より、エフティ資生堂を通じて発売する。価格はオープン。 「フルメーク ウォッシャブルベース」は、メークをキレイに仕上げる機能と、クレンジング料を使わずにメークを落とせる機能を併せ持った次世代の化粧下地。スキンケアで肌を整えた後、メークの前に化粧下地として使い、メークを落とす際にお湯となじませると、重ねたメークが浮き上がり、クレンジング料を使わずにメークが落ちるという。 次世代型化粧下地の使用によりクレンジング料が不要に 同社は、20代~40代女性の60%以上がスキンケアの中でメーク落としの行為を簡単に
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