脳内でのアミロイド斑の形成はアルツハイマー病の特徴だ。脳内で生成されるタンパク質の一種「アミロイドベータ」の凝集を抑制する医薬の研究開発がすすめられているが、臨床試験ではまだはっきりとした成果が出ていない。 【動画】ヒトの皮膚細胞を30年若返らせることに成功! 米イェール大学の研究チームは、アルツハイマー病のモデルマウスを用いて、アミロイド斑に伴う腫れがアルツハイマー病の真の原因である可能性を明らかにした。その研究成果は2022年11月30日付の学術雑誌「ネイチャー」で発表されている。 ■ 脳の神経細胞をつなぐ軸索に沿って球状の腫れが蓄積する これによると、アミロイド斑が形成されるごとに、アミロイド斑の近くで、脳の神経細胞をつなぐ軸索に沿って球状の腫れが蓄積する。この腫れは、細胞内の老廃物を消化・分解する細胞小器官「リソソーム」が徐々に蓄積することによって引き起こされるものだ。 研究チーム
変わった畳製品や猫グッズを製作するネットショップ店長が、本日のお勧め商品や情報等をご紹介。新たに介護日記も始めました。 ようやく待望の自動昇降座椅子が来ました!結構な高さまで上昇するので、 立ち上がるのに楽な位置まで自分で挙げられるので、立ち上がりが断然楽に なりました。 そしておそらく2年以上は湯船に浸かっていないであろう入浴は、訪問入用 サービスをチョイスしました。看護師さんがついて、血圧のチェック、皮膚の チェック、爪切り等もしてくれるので、ヘルパーさんを頼むより安心感があると 思ったからです。 あとはレンタル業者さんに追加でベッド用の手すりを頼んで待っている所です。 連日打ち合わせや買い出し、乗り継いだ車の保険の手続き、やることが山ほど あって連日バタバタに日々が続いています。 しかし三十数年前に亡くなった爺さんの頃と比べると、介護のサービスも機材も 格段に進歩したなと。当時も介護
資産形成の目的を問われると、多くの人が「老後の資金のため」と答えます。その資金には、医療費や介護費用も含まれるのでしょう。「老いたら、何らかの病気になり、医療のお世話になる」。漠然とそう思っている人がほとんどだからです。 447万部のベストセラー『バカの壁』(新潮新書)でも知られる養老孟司氏は病院嫌いで、「現代の医療システムに巻き込まれたくない」と、長年健康診断も受けないできたそう。 しかし、2020年には突然の体調不良から大病が発覚、東大病院に入院することに――。その経験を通じ、養老氏は医療、老い、死について、あらためて何を思ったのか。教え子であり、主治医でもある中川恵一氏との共著『養老先生、病院へ行く』(エクスナレッジ)に綴られています。その第1章を特別に公開します(全4回)。 ●第2回はこちら ※本稿は養老孟司、中川恵一『養老先生、病院へ行く』(エクスナレッジ)の一部を再編集したもの
通常、歯は人生で1度しか生え替わることがなく、虫歯などで穴が空いてしまった歯を治療するには、歯科医で歯を削ってもらったり、かぶせ物をしてもらったりする必要があります。しかし、歯を削ったり抜いたりしなくても「なめるだけで歯が治り、さらに虫歯になりにくくなるトローチ」が、ワシントン大学の研究チームによって開発されています。 Trials begin on lozenge that rebuilds tooth enamel - UW School of Dentistry https://dental.washington.edu/trials-begin-on-lozenge-that-rebuilds-tooth-enamel/ ワシントン大学歯学部のMehmet Sarikaya教授らが開発したのは、遺伝子工学によって生成されたペプチドのカプセルを含んだトローチです。このペプチドはエナメ
芸歴37年、女優・タレント活動を続けながら、大学院へ通う学生生活を送っている、いとうまい子さん。45歳で大学進学を決意した経緯と、現在の日々について聞いてみると――(構成=内山靖子 写真提供=いとうさん) 夫の言葉に背中を押されて 芸能生活25周年を迎えたころ、社会に対して何か恩返しがしたいと思うようになりました。18歳でデビューして以来、この世界で仕事を続けることができたのも、長年、私を支えてきてくれたスタッフや仕事関係者、ファンのおかげ。周囲の方々に、何らかの形でお返しをしたかったのです。 でも、高校を卒業してすぐに芸能界に入った私は、恩返しの術を何も持っていなかった。そこで、まずは大学に入ってさまざまな知識を身につけ、自分にできることは何かを考えてみたいなと思って。 とはいえ、ドラマやバラエティ番組の仕事をしながら大学に通うのは時間的にかなり厳しい……。なかなか踏ん切りがつかないまま
筋肉が骨に変わる病気「FOP」と闘う兵庫県明石市の男性が、難病研究の支援を呼び掛けて、毎年、募金活動を行っています。 男性の思いにこたえようと活動の輪が広がっていて、2020年も多くの人たちが一緒に取り組みました。 23歳の誕生日会。幼い頃から、進行性の難病と闘ってきた日々でした。誕生日は特別な日でもあります。 明石市に住む山本育海さんは、筋肉が骨に変わる難病FOPの患者です。 母・智子さん「免疫がほとんどない状態だからなんのウイルスにもかかれないというか、もらえないというか、毎年インフルエンザだけでも怖いのに。」 今では、腰が曲がらなくなってしまいました。口も十分に開かないため食べられるものは限られています。 8歳の頃にFOPと診断された育海さん。 治療方法はなく、転んだりケガをしたりすると症状が進行するため、なるべく体を動かさないようにと体育の授業は見学、友達と外で遊ぶこともできなくな
窪田製薬ホールディングスは12月17日、近視を抑制、治療する眼鏡型デバイス「クボタメガネ」のプロトタイプを、子会社の米クボタビジョンが完成させたと発表した。 【画像】卓上デバイス、装着型デバイス 人工的な光を当てて網膜を刺激し、近視の治療を行うためのデバイス。近視の多くは眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が伸び、眼球の中で焦点が網膜より手前になることで起きる。眼軸長は年齢とともに伸びるか成長が止まるが、クボタメガネでは独自の技術で眼軸長の短縮に成功したとしている。 これまで5月に卓上デバイス、8月に頭にかぶるタイプのデバイスを開発して臨床試験を続けてきたが、今回、眼鏡型デバイスのプロトタイプが完成した。 今後は網膜に光を当てる時間を調整し、クボタメガネが眼軸長に与える影響を検証する。同時に製品のデザインを改良し、医療機器としての製造販売認証を申請するための臨床試験などを行うという。
マウスの細胞に歯周病の原因菌(緑)が侵入した様子をとらえた画像。青い部分が細胞の核(武洲・九州大学准教授提供) 歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明した。歯周病と認知症の関連は近年注目を集めており、認知症対策につながる発見という。 【写真】歯周病の原因となるジンジバリス菌の電子顕微鏡画像。「線毛」という糸状の付着装置を口の中にとりつくときに使う。 認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされる。 近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、Aβが体内でつくられ、脳に蓄積することが解明されてきたが、蓄積の仕組みは詳しく分かっていなかった。 九大や北京理工大(中国)などの研究チームは、マウスの腹の内
当たり前のように手術に利用されている全身麻酔だが、その原理は謎に包まれていた新たな研究は、超解像度光学顕微鏡を使い脳神経の細胞膜内の変化を観察結果、細胞膜内の脂質ラフトの無秩序化がニューロンの発火を止めてしまうことを確認した 全身麻酔は大きな手術で使われる重要な医療技術です。 全身麻酔なしで手術を受けるというのは、考えられない話です。 しかし、この「全身麻酔がなぜ人の意識を奪うのか」という詳しい原理については、医学はこれまで説明することができませんでした。 麻酔の原理がよくわかっていないという話は、ちょくちょく耳にしている人もいるかもしれません。 けれど、こうした医学ミステリーの古株も、とうとう最新技術を用いた研究を前に陥落したようです。 新しい研究によると、細胞膜内にある本来なら秩序だった脂質クラスターが、クロロホルムにさらされると短時間で無秩序になるということが原因とのこと。 最新の超
「このウイルスが引き起こす病気について私は全てを理解しているとは言えないというこ とを率直に認めたい。」 “I am very careful and hopefully humble in knowing that I don't know everything about this disease” 【画像】「ワクチンが悪い結果を引き起こす恐れだってある」と警鐘をならすファウチ所長 現地 12日、ワシントンの上院で証言したアメリカ国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長の言葉である。出現してからまだそれ程間がないということもあるのだろうが、10 万人に迫らんとする死者と100 万人を遥かに超える患者を出してもなお全貌が分からないとは恐ろしい病気である。 ファウチ所長はまた「ワクチンが悪い結果を引き起こす恐れだってある。ワクチンが効くか効かないか、効くとしていつまで持続するのか良くわか
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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。2月12日(水)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、化学講師の坂田薫さんが新たな“がん治療法”について解説しました。 ◆“液体のり”が、がん治療に効果!? 東京工業大などのチームが、液体のりの主成分に、がんの放射線治療の成績を大幅に向上させる効果があるとする研究成果を発表しました。昨年には、東京大学などが液体のりの成分を使い、白血病治療で重要な細胞を大量培養するのに成功したとの発表もあり、現在、液体のりの成分の医療応用に注目が集まっています。 坂田さんは開口一番「日本人の死因第1位は、がんです。なので他人事ではない」とキッパリ。そして、液体のりが生命科学の分野で大きな注目を集める原因となったのは、「最先端のがん治療において、液体のりがその効果を飛躍的にアップさせるというも
女優やタレントなどマルチに活躍する、元アイドル歌手のいとうまい子さんが、ロボット開発者に転身していることをご存知だろうか。2019年1月には、AIによって超高齢社会などの課題解決に挑むエクサウィザーズのフェローにも就任している。 人生100年時代において健康寿命を延ばすためには予防医学が重要なことから、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と呼ばれる運動機能不全を防ぐロボットのプロトタイプを開発し、国際ロボット展に出展するなど、精力的に活動しているといういとうさん。 そんな彼女に、予防医学に着目したきっかけや、ロボット開発に携わることになった経緯、自身の考えるテクノロジーが社会に果たす役割などを聞いた。 予防医学への興味からロボット開発へ ——いとうさんは女優としてだけでなく、テレビ制作会社の社長としても活躍されていますが、なぜそこからロボット開発者に転身されたのでしょうか。 最初の
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