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養老孟司氏が警鐘、データ化の進む現代医療が“患者の身体”から見落とす大切なもの | TRILL【トリル】
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養老孟司氏が警鐘、データ化の進む現代医療が“患者の身体”から見落とす大切なもの | TRILL【トリル】
資産形成の目的を問われると、多くの人が「老後の資金のため」と答えます。その資金には、医療費や介護... 資産形成の目的を問われると、多くの人が「老後の資金のため」と答えます。その資金には、医療費や介護費用も含まれるのでしょう。「老いたら、何らかの病気になり、医療のお世話になる」。漠然とそう思っている人がほとんどだからです。 447万部のベストセラー『バカの壁』(新潮新書)でも知られる養老孟司氏は病院嫌いで、「現代の医療システムに巻き込まれたくない」と、長年健康診断も受けないできたそう。 しかし、2020年には突然の体調不良から大病が発覚、東大病院に入院することに――。その経験を通じ、養老氏は医療、老い、死について、あらためて何を思ったのか。教え子であり、主治医でもある中川恵一氏との共著『養老先生、病院へ行く』(エクスナレッジ)に綴られています。その第1章を特別に公開します(全4回)。 ●第2回はこちら ※本稿は養老孟司、中川恵一『養老先生、病院へ行く』(エクスナレッジ)の一部を再編集したもの