Posted by:早尾貴紀 この文章は、イスラエルの反シオニスト団体「民主的行動機構」のヤコブ・ベン・エフラートが、 「ガザを支配するイスラエル」 に寄せられた異論に応えたものです。併せてお読みください。 【追記】 訳者として補足の文章を「スタッフノート」にアップしました。 「ハマス政権の評価をめぐって――ヤコブ・ベン・エフラートの論考への訳注として」 のほうも併せてお読みください。 ガザ戦争に対するイスラエルの責任 (先の論考 「ガザを支配するイスラエル」 に対する釈明) ヤコブ・ベン・エフラート 私の論考「ガザを支配するイスラエル」は、驚いたことに、非常に多くの反応を引き起こしたが、なかには、もっぱらこの事態の責任をイスラエルにのみ帰したことに対する異論も含まれていた。確かにあれだけの短い一論考では、発端をはるか1967年までさかのぼるこの戦争を包括的に分析してみせることは不可能だっ
【ロンドン=大内佐紀】赤十字国際委員会(ICRC・本部ジュネーブ)は8日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で国際人道法違反を犯していると批判した。 中立・不偏をモットーとするICRCが、紛争の一方の当事者を批判するのは異例。ICRCはガザ市内に職員を入れることを今月3日からイスラエル軍に求め続け、7日午後にようやく許可を得た。 ICRCによると、職員は現地で数々の「ショッキングな出来事」を目撃した。砲撃を受けたある家では、母親の遺体に寄り添う4人の幼子を発見、子どもたちは自力で立てないほど衰弱していた。別の家でも、複数の遺体や負傷者を見つけた。この家から80メートルの地点にはイスラエル軍が進駐していたが、何の手助けもせず、職員らに即時退去を迫ったという。 ICRCは、「国際人道法は(敵味方を問わず)負傷者を避難させ手当てすることを義務づけているのに、イスラエル軍は順守しなかった」と言明
Posted by:情報センター・スタッフ ガザのフリージャーナリスト、サファ・ジューデーによるレポートの第3弾です。 サファ・ジューデー エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine 2009年1月5日 1月3日の夜、私たちは悟った。イスラエルの戦争大臣エフード・バラクの言葉に正しいと言えるものがあるとしたら、それは唯一、この侵攻が長いものになるということだ。こちらの時間で午後9時15分、イスラエル軍は3つの地点からガザ地区に入ってきた。F-16が上空から掩護する中、ガザ市の東、そして、北部のジャバリヤとベイト・ラヒヤから、パレスチナの人々が住む地域に戦車隊が進軍してきた。同じ時刻に、ガザ最南端のラファにも、東南から戦車と歩兵部隊が侵入した。ガザ市のミンタル地区には戦車砲と大砲の砲弾が雨あられと襲いかかり、海からもガザ市に向かって戦艦からの一斉砲撃が起こった
Posted by:早尾貴紀 以下は、ホロコースト生き残りの二世であるユダヤ人で、ガザ地区研究の専門家であるサラ・ロイ(Sara Roy)氏の文章の翻訳です。彼女は現在、ハーバード大学中東研究所におり、この3月2~7日に、東京大学 UTCP に招聘されることになりました。(二年前にイラン・パペ氏を招聘したのと同じ枠組みです。) 詳細日程が決まりましたら、本欄でも告知します。(京都大学でも一回だけ共催企画をもつ予定です。) なお、サラ・ロイ氏の著書二冊については、 こちら をご覧ください(書影入り)。 イスラエルのガザでの「勝利」には法外な対価がつく ――ユダヤ教倫理の伝統はパレスチナ人をも受け入れることを意味する サラ・ロイ(2009年1月2日) ガザの友人らの声は、まだ電話口にいるかのようにはっきりと耳に残っている。彼らの苦痛の声が私のなかにこだまする。子どもたちの死を嘆き悲しんでいたが
UNRWAがガザ地区での活動を全面的一時停止を発表した。イスラエル軍がUNRWAの車列を攻撃したため。 現段階(9日午前2時ごろ)ではBBCがまだ報じていないが、AFP(フランス語)とアルジャジーラが報じている。 AFP: http://www.france-info.com/spip.php?article234917&theme=69&sous_theme=69 L'Unrwa suspend toutes ses activités humanitaires à Gaza 08/01/2009-[15:57] - AFP JERUSALEM, 8 jan 2009 (AFP) - L'agence de l'ONU pour l'aide aux réfugiés palestiniens (Unrwa) a annoncé jeudi la suspension de l'ense
段々とサポーターもしくはファンが増えてきているような気がしないでもない国際支援組織「イスラミック・リリーフ」のハテム・シュラブさんの支援日記: - 1月1日 - 1月2日 - 1月3日と4日 - 1月5日 - 1月6日 これらに続けて、7日の分を以下に日本語化します。また、記事の末尾に、6日にガーディアンにアップされていたハテムさんの映像レポートについても少し書きます。 Aid worker diary http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7802295.stm 彼の日記は、「イスラミック・リリーフ」のサイトにもアップされています(文面は基本的にBBC掲載のものと同じ)。 http://www.islamic-relief.com/Emergencies-And-Appeals/emergency.aspx?emID=47 前提条件としては、7日か
イスラエルは7日、ハマスが実効支配するガザへの攻撃を、住民への人道物資搬入を目的に1日3時間中断する調停案を受諾したとされました。国連もこれは不充分ながら重要なステップと歓迎してたのですが、開始後わずか数分で、停戦は崩壊してしまいました。それまでの多くの人の話し合いの努力が一瞬にして反故にされました。 このような状況下で、UNRWAのサイトに連載された手紙は書かれています。 ************************************************************ ■ガザからの手紙(18)「生きることも死ぬことも無意味だ」 【Letters from Gaza (18)/From a meaningless life to a meaningless death】 http://www.un.org/unrwa/refugees/stories/lfg/LFG
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