私はいつも、記事を書くときには実弾を込めたいと願っています。でもやっぱり、難しいですね。 高校のとき、私は音楽が好きで、歌うのがもっと好きで、いつもギターの弾き語りをしていました。 大してうまいわけではなかったのですが、自分の曲を作ることに没頭していました。確か何十曲も作った記憶があります。でも今では一曲も覚えていないので、正確な数字はわかりません。 私は生意気で不遜でした。 人への思いやりにも欠けていました。 大学四年のとき、かまやつさんが審査員長を務めていた、第一回千里音楽祭というものがあって、私のグループはそこでグランプリを貰いました。 私はベースを弾いていましたが、残念ながらプロになったのは、ボーカルの女の子だけでした。 そこでひょっとしたら、私は音楽といったん縁を切ったのかもしれません。 諦めたのかもしれないと、思うのです。 社会人になったら、自作の曲を作る時間なんかなくて、そも