都営バスのなかで「都」のつく系統は、全路線を代表して選ばれた路線ですが、そのなかで、利用者がかなり落ち込んでいるのが「都03」です。しかしこの路線、210円で東京観光ができてしまうほど、車窓はバラエティーに富んでいます。 とりわけ低迷している「都03」 都営バス全130系統のうち、「都01」から「都08」まである「都」の付く系統は、歴史的経緯から都営バスを代表する存在といえるものですが、8つの系統のなかには、利用が低迷しているものもあります。 拡大画像 都03系統。銀座4丁目付近にて(2020年10月、乗りものニュース編集部撮影)。 「都」の付く系統は「都市新バス」と呼ばれるもので、1980年代から90年代にかけて、既存の系統を格上げ(都05のみ新設)して誕生したものです。それぞれ、次の区間を結んでいます。 ・都01:渋谷駅~六本木駅~新橋駅 ・都02:大塚駅~錦糸町駅 ・都03:四谷駅~