東京・台東区の公園で歩きながらスマートフォンを使っていた人に「ぶつかった」と言いがかりをつけて現金を脅し取ろうとしたとして、39歳の男が恐喝未遂の疑いで逮捕されました。現場周辺では、いわゆる「歩きスマホ」をしていた人が現金を脅し取られる事件がほかにも4件相次いでいて、警視庁は男が関わったと見て調べています。 警視庁によりますと、高橋容疑者は25日午後10時すぎ、東京・台東区花川戸の公園で、散歩をしながらスマートフォンでゲームをしていた30代の男性に「ヤクザにぶつかっておいて謝らないのか。いくら持ってるんだ」などと言って現金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂の疑いが持たれています。 男性が近くの交番に駆け込んで助けを求めたということです。 警視庁によりますと、実際にはぶつかっておらず、調べに対して容疑を認め「定職もなく金に困り、ヤクザの名前を出せば金を出すと思った」と供述しているということで