安倍晋三首相は27日、新型コロナウイルス治療薬の候補である「レムデシビル」をまもなく薬事承認できるとの見通しを示した。海外での承認などを条件に審査手続きを簡略化する。承認されれば国内で最初に利用可能な治療薬になる。同日の衆参両院の本会議で語った。レムデシビルはエボラ出血熱の治療薬として米製薬会社のギリアド・サイエンシズが開発してきた。首相は「間もなく薬事承認が可能となる見込みだ」と説明した。承
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、岡山県は29日、高速道路のパーキングエリアで、県外から訪れたドライバーに検温への協力を求めることにしていましたが、「職員に危害を加える」といった脅迫めいた内容の電話などが相次いで寄せられたことから、中止することになりました。 伊原木知事は今月24日の会見で、「まずいところに来たと後悔してもらえれば」と述べるなど、感染拡大が続く関西などからの訪問を拒否する強いメッセージを繰り返し発信していました。 県によりますと、その後、担当部局に対し、「職員に危害を加える」といった脅迫めいた電話などが相次ぎ、検温を実施すれば職員の安全が確保できないとして中止を決めました。 伊原木知事は28日の会見で、「感染拡大を食い止めたいという強い思いから発信してきたが、私の表現がつたなかったため多くの方に不快な思いをさせてしまい、おわびしたい」と述べ、代替策として、観光客が多く
新型コロナに関節リウマチ薬、2件の臨床試験で異なる結果に James Paton、Naomi Kresge 新型コロナウイルス患者の治療薬として関節リウマチ治療薬を使用した2件の臨床試験の結果が公表された。結果は異なる内容となり、リウマチ薬を患者に幅広く投与できるとの期待はくじかれた。 フランスのサノフィと米リジェネロン・ファーマシューティカルズが使用した「ケブザラ」は重症患者にしか有効ではない可能性が示された。 一方、より小規模な臨床試験が行われたロシュ・ホールディングの「アクテムラ」は、より広範囲にわたる患者に対して有効性を示す可能性が明らかになった。ただロシュの試験結果については完全な形でまだ発表されていない。 関節炎の治療薬はウイルスを直接攻撃することはないが、病原体に反応する免疫システムに効果を及ぼすと考えられており、過剰な免疫反応である「サイトカインストーム」の防止を目指してい
米ニューヨーク州のクオモ知事は、対象人数を拡大して実施した新型コロナウイルス抗体検査で、14.9%に抗体があることが示されたと明らかにした。 同州はこれまでに7500人を対象に抗体検査を実施した。当初の検査では、計3000人の13.9%に抗体が確認されていた。地域差は大きく、ニューヨーク市が24.7%なのに対し、ハドソンバレー地域は10.4%、フィンガーレイクス地域は2.7%だった。 ニューヨーク州では新型コロナ死者数が26日に337人増えた。クオモ知事は27日、「依然として悲劇的に多いが、ここ数日では低下傾向にある」と語った。 原題:New York Finds 14.9% Infection Rate in Expanded Antibody Study(抜粋)
新型コロナウイルスの感染拡大で医療用具が不足する中、人気アニメ「ガンダム」のプラモデルを製造している栃木県の会社が、医師や看護師が飛まつを防ぐために顔を覆うフェースシールドの生産を始めました。 フェースシールドの生産を始めたのは、栃木県壬生町に本社を置き、人気アニメ「ガンダム」のプラモデルなどを製造している「シーズ」です。 フェイスシールドは、飛まつが顔に飛ぶのを防ぐために医療現場で使われますが、新型コロナウイルスの感染が広がる中、全国的に不足しています。 会社では、横浜市の医師からの依頼をきっかけに、プラモデルを製造する技術を生かして今月下旬から生産を始めました。 27日は、入江耕社長が壬生町役場を訪れ、小菅一弥町長に20セットを寄付しました。 会社では、月産6万セットの量産体制を整え、一部は最初に生産を依頼した横浜市の医師が所属する医療機関や東京都医師会などに寄付するということです。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って政府が妊婦向けに配布した布マスクを納入した業者のうち、27日名前が公表された福島市の会社が取材に応じ、ベトナムから輸入して1枚135円で納入したことなどを明らかにしました。 このうち妊婦用のマスクの受注業者は、これまで「興和」「伊藤忠商事」「マツオカコーポレーション」の3社が公表されていましたが27日、新たに福島市に本社がある「ユースビオ」が受注していたことが公表されました。 「ユースビオ」の樋山茂社長によりますと、会社はバイオマス発電の燃料を海外から輸入する事業を行っていて、ことし2月、ベトナムの駐在員から現地に布マスクが大量にあるという連絡を受けたということです。 その後、布マスクを現地に発注して輸入し、福島県や山形県に販売しようとしていましたが、3月上旬になって経済産業省から連絡があり、1枚135円で350万枚合わせて4億7250万円分を国に納入す
トリニティは4月27日、販売価格が単価39円の通称「原価マスク」を販売すると発表した。ウェブサイトから購入できる。1箱50枚入り(個包装)で2176円(税込み・送料別)。1枚あたり39円(税込43円)になる。1回の注文で1人4箱(200枚)まで、購入後7日間は再購入できない。倉庫入荷は、5月11日を予定している。 転売を防ぐため、製品のパッケージに原価構造のイラストと販売価格を印刷。「元の販売価格が書いてあれば、転売する人はそれよりも高く売るのは難しくなるのではと考えている」と説明する。 送料は1箱495円、2箱以上は一律506円。北海道、本州、四国、九州を除くエリア(離島)は上記にプラス2035円がかかる。ただし、マスク以外のトリニティ製品を5000円以上購入すると送料が無料になる。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大にともないマスクの需要が高まっている中、誰もが安価に購入
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